2022年6月11日の交流戦ロッテ対Dena② 観戦記

佐々木に対する「かませ犬」は京山だ。でも京山にだって佐々木に投げ勝つポテンシャルはある。攻撃は足と小技を使って佐々木を揺さぶることが必要だ。明日は「日曜日」なので、今日勝たないと3タテ喰らってしまう。それだけは絶対阻止しないといけない。見ている方にもプレッシャーがかかる。

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B0100000000125
M0000010000017
1表三者凡退。
1裏1番高部にショート右を破られた。マーチンをサードフライ。中村の時高部が盗塁、中村をサードゴロだが、その送球の隙に高部が3塁へ。高部は抜け目ない選手だ。佐藤をセカンドゴロ。
2表注目の牧VS佐々木、外角高めのカーブをライトへ16号ソロHR!しかし1点くらいでは有利とはいえない。
2裏1死から安田へ四球。荻野を空振り三振ゲッツー。
3表1死からこれも注目の同期対決、森VS佐々木、ショートフライ。2死から佐野が1、2塁間破るヒット。関根はレフトフライ。
3裏三者凡退。このまま行ってほしい。
4表三者凡退。蝦名、牧、宮崎が手玉に取られている感じだ。ど真ん中のストレートで見逃しのストライクを稼げる投手は滅多にいないだろう。
4裏2死から牧が佐藤のセカンドゴロをエラー。しかしレアードをショートゴロ。
5表三者凡退。
5裏1死から荻野がセンター右へ2塁打、桑原がダイビングしたが補球できず。惜しかった、ナイスファイトだ。桑原の完全復活は近い。エチェバリアはセンター犠牲フライで2死3塁。松川をショートゴロ。京山の5回0点は、想定を上回る結果だ。本当にナイスピッチングだ。但しこういう展開だと継投策が難しくなるのでそこが心配だ。
6表2死から関根が三遊間破るヒット。蝦名の時、関根が盗塁成功。しかし蝦名は空振り三振。
6裏先頭要注意の高部がサードへセーフティバントを決めた。そして無警戒のまま盗塁された。マーチンへ四球さらに嶺井がPBで1、3塁のピンチ。中村にはセンターへ犠牲フライ。嶺井は最近大事なところで攻守共に集中力が欠如しているように思える。レギュラーを取った気になって油断していうのだろうか?この回の失点の責任は彼にある。流れが相手に傾いてしまったかもしれない。その重大さをちゃんとわかっているのだろうか?
7表三者凡退。
7裏2番手伊勢登板。1死から荻野にライト右へヒット、エチェバリアを空振り三振、松川の時荻野が盗塁成功、松川へ四球。要注意の高部をセカンドゴロ。
8表三者凡退。
8裏3番手エスコバー登板。2死から佐藤へ四球、レアードを空振り三振。
9表2番手益田登板。打順は佐野から。この回点を取らないと勝つのは難しくなる。佐野はショートゴロだがエチェバリアが悪送球でセーフ。代走田中。関根は送りバント失敗で2るアウト。蝦名はピッチャーゴロで2塁アウト、牧の時蝦名が盗塁失敗。でも外角低めの変化球なので、成功して欲しかった。
9裏4番手クリスキー登板。1死から荻野にライトへヒット。エチェバリアには二遊間破るヒットで1、3塁。代打角中へ四球、今日2安打の高部をセカンドゴロでホームアウト。あと一息だ、マーチンを空振り三振に仕留めた。クリスキーはコントロールがはっきりしていて危なっかしく、嶺井も暴投を防ぐのに懸命だった。こういう場面にはふさわしくない投手かもしれない。とにかく九死に一生を得た。
10表3番手ゲレーロ登板。三者凡退。
10裏5番手田中登板。先頭中村にセンター前ヒット。佐藤の送りバントはキャッチャー前のゴロとなり、嶺井は2塁へ送球、264ゲッツーを成立させた。6回のミスを帳消しにするファインプレーだ。ショート森の送球も速かった。
11表4番手東條登板。先頭柴田がセンター前ヒット、やっとチーム4本目。嶺井は絶対バントしなければならない場面なのに2球失敗、1-2からやっと決めた。打大和は初球を左中間タイムリー2塁打!
11裏6番手山崎登板。安田を内角ストレートで見逃し三振、今日猛打賞の荻野をツーシームで空振り三振、エチェバリアをツーシームでショートゴロ。今日は完璧だった。
総評せっかく京山が期待以上のピッチングを見せてくれたが、6回の嶺井のPBが台無しにした。また、昨日、今日と先発は責任を果たしたにもかかわらず相手の投手陣がさらにそれを上回るレベルだった。こういう展開だと負けるものだが、チーム一丸となって良く耐えた。嶺井もミスを取り返すプレーをしてくれた。最後の足上げを大和がやってくれた。この勝利の価値は1勝以上のものがあると思う。明日に繋がるはずだ。

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