2023年8月2日のセリーグ広島対Dena⑰  観戦記

個々の打者は復活に向かっているようだが、「打線」としてはまだ繋がりが悪い。安打数=得点数くらいにならないと。久々の濱口の先発だ。ここでQSくらいはやってくれないと、トレード要員になるだろう。相手は2年目森。まだ6回以降投げたことはないらしいので、5回までには打ち崩すのがノルマだ。

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B000100001211
C11000002X46
1表三者凡退。
1裏先頭菊池がライト前ヒット、野間へ四球、秋山を363ゲッツー崩れで1、3塁。上本にはライト前タイムリー、坂倉にはライト線へ大きな犠牲フライで2、3塁。堂林を空振り三振。先が思いやられる、濱口らしい内容。
2表先頭牧がショート内野安打、しかし佐野は163ゲッツー、大田はレフト前ヒット、大和はショートゴロ。いつも見慣れた拙攻。
2裏先頭小園にセンター左オーバーの2塁打、末包はショートゴロ進塁打、森には0-2からストライクを投げ、当てられてしまい前進守備のショート右へのゴロ、これでは大和もバックホーム出来ず、小園がホームイン、非常に勿体ない失点だ。三浦監督の非常に渋い表情が印象的・・・
3表先頭山本がレフト前ヒット、濱口は送りバント成功、桑原はレフトフライ、関根はセカンドゴロ。
3裏やっと三者凡退。
4表先頭宮崎がライト前ヒット、牧も1、2塁間破るヒット、佐野も二遊間破るヒットだが宮崎の足では3塁ストップ、大田もライト前タイムリー、しかし牧は3塁ストップで1点どまり、大和は初球の内角ギリギリのストレートをファーストフライ、ここは待っても良かったはず。山本は浅いライトライナーでランナーそのまま、濱口は空振り三振。大和と山本はフライアウトだったが、フライを打つからには最低でも外野の定位置まで飛ばさなければならなかった。自分を犠牲にしてでもゲッツーにならない程度の緩いゴロを打つ、という気持ちで打席に入っていれば、違う結果になったはず。最低でも同点にしなければいけなかった。
4裏三者凡退。
5表三者凡退。
5裏三者凡退。
6表2死から大田がレフトオーバー2塁打、大和は粘ったが空振り三振、打てなかったが4回のチャンスの時にこういう粘りが欲しかった。
6裏先頭野間、秋山へ連続四球、4番上本は送りバント成功。日替わり4番だからこそ、こういう作戦が出来る、そんな広島の強さが伝わってくる。でも濱口も、坂倉、堂林を空振り三振、ここはよく踏ん張ってくれた。
7表2番手ターリー登板。代打蝦名はレフト前ヒット、桑原はライトフライ、関根はショート左を破るヒット、宮崎は空振り三振。
7裏2番手エスコバー登板。三者凡退。
8表3番手島内登板。三者凡退。
8裏3番手入江登板。1死から野間へ四球、秋山をピッチャーゴロで2塁アウト、上本にはレフト前ヒット、坂倉へ四球、代打松山にはピッチャー内野安打で得点、入江のグラブに当たった、取れないのは仕方ないが、満塁のピンチを作った時点で、入江には重い責任がある。小園にも1、2塁間破るタイムリー。
9表4番手矢崎登板。先頭大和は四球、代打梶原は左中間破るタイムリー2塁打、代打楠本は四球、しかし桑原は最悪の463ゲッツー、関根はショートゴロ。
総評広島は、ヒットが出たイニングは必ず得点するというソツノない攻撃、対して横浜は4連続安打でもたった1点というように非常に効率の悪い攻撃、守りでは2回、8回の失点が痛かった。濱口は数字上はQSを達成したが、立ち上がりがもう少しよければ試合に勝てた可能性はあった。

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