2020年8月18日のセリーグ広島対Dena　観戦記

未だ（？）防御率２点台の井納が先発。梶谷神里のコンビ復活。どんどん走ってほしい。キャッチャーは嶺井。広島は九里。最下位とはいえ広島のチーム打率はリーグトップなので、井納にとっては簡単ではない試合になるだろう。今永が二軍落ちしたので、彼にはその分活躍してほしいな。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
B	0	1	0	0	3	0	0	0	0	4
C	0	0	0	0	0	0	3	0	0	3

1表	三者凡退。
1裏	長野にレフト前ヒットを打たれるも、４番鈴木を打ち取りチェンジ。
2表	１死からソト、ロペスが連打。共に当たりは良くないがこれが復調のきっかけになってくれれば。嶺井が三遊間度ど真ん中をゴロで破り、ヒット。２塁ランナーソトは思い切って３塁を回った、ボールがカットマンに帰ってきたが、ホームイン、先制。嶺井の起用が当たった！ソトにしては良く走った。
2裏	ランナー二人出すも、９番九里を予定通り打ち取りチェンジ。
3表	先頭梶谷が右中間突破の２塁打、神里は初球送りバント成功！ここは追加点取らなくてはいけない場面。しかし宮崎はサード正面のゴロだが、梶谷は打球の行方も見ずにスタート切っている。当然挟まれてアウト。明らかに走塁ミス。後々効いてくるかも・・・。結局佐野はセカンドフライでチェンジ。明らかに九里を助けた。
3裏	三者凡退。
4表	先頭ソトがレフト前ヒット。これはいい当たりのライナーだ。調子が戻ってきたね。後はHR待ちかな。しかし次はロペスなので、ただ打たせるだけになってしまう。こういう組み方の打順の欠点だ。3-2から空振り三振。嶺井大和倒れチェンジ。
4裏	先頭鈴木をセンターフライに打ち取った。０点。
5表	先頭井納がライト前ヒット。梶谷3-2からファールで粘る、持ち味出してる！そしてきわどい外角低めを見逃して四球。九里はがっくり。神里初球バントだが、素直すぎて三塁でアウト。失敗だがランナー入れ替わったので最悪というほどではないか。このチャンスで宮崎が右中間破ってエンタイトル二塁打で２点目。なおも２、３塁で佐野。せめて犠牲フライくらいは打ってほしい。ぼてぼてのセカンドゴロ、菊池バックホーム、しかし神里の足の方が速かった。３点目。こういう得点の方が相手にダメージ与えると思う。ソトはレフトへ犠牲フライ。４点目。ソトの打球が上がるようになってきた。
5裏	この回もランナー一人出すも０点に抑えた。今年はこういう粘りがあるね。
6表	菊池に交代。三者凡退。
6裏	３番長野からのこの回を抑えれば、勝ちが見えてくる。ガンバレ井納！しかしレフト線に二塁打、でも先頭打者の出塁はこの回が初めて。それだけ井納の投球が良かったということでもある。ただ、長野は２安打なので、明日以降も要注意。４番鈴木は大和のエラー、松山を空振り三振、インローへスライダーか？これは最高のボールだったと思う。横浜に強い会澤を外角スライダー（？）で空振り三振。これも最高のボール。菊池、いい当たりショートへ、だがそこは大和だ。しっかりキャッチでセカンドアウト、チェンジ。この回は井納の勝負強さが光った。
7表	中田登板。三者凡退。
7裏	エスコバーに交代。でもこの回までは井納で行けると思うが。特に３連戦初戦は先発をできるだけ引っ張って、リリーフ陣を温存すべきだ。そう言ってるそばから田中を四球、代打ピレラはライトフライ、西川三塁線破って二塁打、外角直球をスピードを利用したようなバットコントロールで上手かった。２、３塁で堂林センター前タイムリー２点。平田へ交代。荷が重くないか？平田には悪いけど。長野センター前ヒット、１、２塁で鈴木へ死球、やはり平田では無理か？満塁で松山、セカンドゴロの間に１点、会澤をショートゴロに打ち取り長い攻撃がやっと終わった。
8表	島内登板。三者凡退。
8裏	パットン登板。先頭菊池へ四球、そして石田へ交代。何しに来たんだ、パットンは？幸い石田が後続を打ち取って０点。
9表	薮田登板。１死二塁のチャンス作ったが活かせず。９回裏に不安を残すことに・・・
9裏	三嶋登板。堂林をセカンドゴロ、絶好調長野には四球、鈴木には、強い当たりだが低めが幸いしてサードゴロ、５４３ゲッツーとなり、試合終了。三嶋の丁寧な投球が活きた。彼をストッパーにして正解だった。
総評	井納の勝負強い投球に尽きる。しかし井納の交代は早かったように思う。おかげで７回裏で流れが相手に行ってしまった。監督に継投ミスだ。何とか平田、石田、三嶋が踏ん張ったが、今日のようなぎりぎりの状況下では、疲労も大きくなるだろう。継投のやり方を見直してほしい。６回終了時点で、この試合に投手を６人も使うことを予想できた人は誰もいないだろう。攻撃の方は、拙攻はあるものの、送りバントをするようになったことは好材料。