2022年4月16日のセリーグDena対ヤクルト④ 観戦記

2週間前にヤクルト相手に好投した上茶谷の先発。不調の梶原に代わって1番に宮本が入った。しかし、ただでさえ弱い打線なのに、キャッチャーは山本だ。彼に打撃は全く期待できないので、せめてリードはしっかりしてほしい。セカンドには39歳藤田が入った。

 123456789H
S00000000005
B20200200X614
1表打たせて三者凡退。
1裏2死から佐野がシフトの裏を突いた、がら空きの3塁線をぼてぼてだけど通過してのヒット。ソトが真ん中のスライダーをレフトへ2ランHR。宮崎はショート右を破るヒット。大和もライト前ヒット。藤田も1、2塁間破ったが、宮崎の足では帰れない。次は期待できない山本はライトフライ。
2表三者凡退。
2裏先頭上茶谷が二遊間破った。宮本は初球あっさり463ゲッツー。最低でも宮本が出塁できるような打撃が必要だった。関根は1塁ゴロ。
3表2死から投手の原にレフト左へヒット。塩見をライトライナー。
3裏先頭佐野が右中間2塁打。ソトは、この場面ではチームバッティングが必要なはずだが、3-2から見逃し三振。でも原の内角からストライクに入るスライダーという、意表を突く配球が上手かった。しかし宮崎はその上を行った。失投のカーブをレフトポール際へ2ランHR。大和はレフトオーバー2塁打。藤田は2塁ゴロ進塁打。山本はショートゴロ。
4表2死から村上にレフト線2塁打。濱田をレフトフライ。
4裏2番手梅野登板。三者凡退。
5表先頭長岡に右中間2塁打。オスナを外角低めの変化球で空振り三振。これは良く投げた。内山をレフトフライ。代打川端、ここで代打の切り札を出すからには、高津監督は焦っているかも。その川端をピッチャーゴロに打ち取った。前半のヤマ場だったと思う。
5裏3番手大西登板。梅野の調子が良さそうだったので交代してくれたほうが良かった。2死から宮崎が3塁線破る2塁打。大和はライト前ヒット、しかし前進守備の為、またしても初回と同じく宮崎は帰れない。そして藤田はショートゴロ。
6表2死から山田にセンター前ポテンヒット。村上は初球を打ってくれて1塁ゴロ。こういう終わり方は大きい。
6裏2死から宮本がセンター前ヒット。ここは走らなきゃ!結果を気にせずに!!でも関根は痛烈なライト前ヒット。そして佐野が左中間2塁打で2点追加。貴重なダメ押し。
7表先頭濱田の1塁左のゴロをソトが横っ飛びでファインプレー。良い投球リズムが味方の動きを良くする。三者凡退。
7裏4番手木下登板。三者凡退。
8表2死から塩見にセンター前ヒット。太田をショートゴロ。
8裏5番手今野登板。三者凡退。
9表山田、村上を打ち取り、最後、濱田をレフトフライに仕留め、完封!!2年ぶり。
総評良くも悪くも横浜らしい勝ち方だ。走塁面のミスが出てしまった。宮崎の足では間に合わないかもしれないが5回は突っ込ませるべきだった。でもそういうミスが目立たないくらい、上茶谷のストライク先行の投球が素晴らしかった。捕手の山本は期待以上のことをしてくれた。91球で無四球完封。野手達がもっと貪欲な走塁をしてくれれば、もっと楽に勝てると思う。やっとホームで初白星。

コメント

タイトルとURLをコピーしました