2022年6月21日のセリーグ巨人対Dena⑧ 観戦記

共に防御率2点台の大貫と戸郷の先発。巨人との対戦は40日ぶりくらいだが、その間巨人のリリーフ陣の防御率は悪くなっている。だからリードされてもあきらめずに粘りぬけばチャンスはあると思う。

 123456789H
B00001002037
G000001000111
1表2死から蝦名がライト前ヒット、不調の牧はショートフライ。戸郷のストレートには相変わらず力がありそうだ。
1裏1死からウォーカーにライト前ヒット、吉川をセカンドゴロ、463で吉川は余裕でセーフ、しかし森が1塁へ悪送球した時に吉川はベースをオーバーラン、帰塁するも間に合わず、タッチアウト。ダブルプレーでチェンジ。
2表先頭宮崎が三遊間破るヒット、桑原もレフト前ヒット、しかし次はソトなので戸郷からすればピンチとは言えないだろう。ゲッツーだけはやめてくれ。やや外角ストレートに空振り、ダメだこりゃ、3-2からファウル、次は外角低めのフォークに空振り三振。嶺井は643ゲッツー、せめて大貫まで回さなくてはいけない。この打順では得点は無理。戸郷もそれがわかっているから、宮崎や桑原には無理な勝負をしなかったのだろう。
2裏2死からポランコにレフト前ヒット。増田を空振り三振。
3表三者凡退。
3裏先頭大城にセカンド左を破るヒット、戸郷のバントはフライとなり、大貫は敢えてワンバウンドで捕り、164ゲッツーを成立させた。丸の右中間の打球を蝦名が良く追いついた、ファインプレーだ。
4表三者凡退。
4裏先頭のウォーカーにセンター前ヒット、吉川をセンターフライ、岡本にはやられた当たりだったが、レフト佐野がフェンスにぶつかりながらもキャッチ、超ファインプレー!さすがキャプテン!!しかし怖いバッターが続く。坂本はライト前ヒットで1、3塁のピンチ。ポランコには3-1、次はストライクを取りに行ってはいけない、そして四球で満塁。増田をサードゴロ。三遊間破りそうなゴロだったが、宮崎が上手く捕ってくれた。
5表1死からソトが4月26日以来の5号ソロHRをレフトへ弾丸ライナーで。2死から大貫がセンター前ヒット。でもこのヒットは余計な気がする。今後の投球に響かなければよいが。佐野はピッチャーゴロ。
5裏三者凡退。塁に出た影響は無さそうで良かった。岡本に回る6回が山場だろう。
6表2死から牧が久しぶりにレフト前ヒット。復調のきっかけになるか。宮崎はセンターフライ。丸にファインプレーされた。
6裏先頭ウォーカーにレフトへソロHR。問題はこれからだ。1死から岡本にショート内野安打。これは森が良く追いついたが。坂本にはセンター前ヒット、もう限界だろう。田中へ交代。ポランコをサードファウルフライ、増田には3-2から四球、粘り負け。次も手ごわい大城だが初球をショートフライ。田中が本当によく頑張ってくれて凄いと思う。
7表先頭桑原が死球。上手くいけば得点圏で佐野に回る。この打順が活きて来る。でもその前にソトがゲッツーにならないことが大事だ。しかし何とソトも死球だ。嶺井はここで絶対バントを成功しなければならない。しかし2球続けてファウル、3球目は戸郷の正面で3塁アウト。これは罰金物だし、勝敗に影響する大きなミスだ。代打楠本は空振り三振。今日は全くタイミングの合っていない佐野は、セカンドゴロ。
7裏3番手エスコバー登板。先頭石川にライト線2塁打。ストレートに振り遅れていたのに変化球で勝負する、こういう配球は理解に苦しむ。丸は送りバント、ウォーカーを空振り三振、代打中島をセカンドゴロ。
8表2番手ビエイラ登板。1死から蝦名が四球。牧の時蝦名が盗塁成功、牧はセンターフライ。宮崎は敬遠気味の四球、桑原も四球で満塁。ノーコンで危険な剛速球を良く選んだ。神里は剛速球に負けず打ち返し、レフト左へ2点タイムリー。平内へ交代。なぜか嶺井に代打を出さない。そして嶺井はショートゴロ。
8裏4番手伊勢登板。2死からポランコにライト線2塁打。しかし牽制でアウト。
9表4番手今村登板。三者凡退。
9裏5番手山崎登板。2点差で大丈夫か?2死から八百板にライト前ヒット。丸をセンターフライで勝利!
総評大貫は5回まではヒットを打たれても連打は許さず、無失点と、相変わらず安定していた。巨人の勝ち頭である戸郷相手に互角に渡り合った。序盤での蝦名、佐野、宮崎のファインプレーも大きかった。これらが試合を作り、終盤の逆転に繋がった。6回のピンチでの田中の投球、8回の桑原、神里の粘りは見事だった。今日は攻守に主役級の働きをした選手が大勢いたので明日以降も希望が持てる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました