2022年6月28日のセリーグDena対阪神⑪ 観戦記

ここまでの対戦成績は5勝5敗だが直近5試合は、1勝4敗と、例年通りカモにされている。しかも3タテ喰らった直後にホームでの阪神戦、というのは残酷すぎる状況だ。交流戦後に組み替えたローテーション(安定感のある今永と大貫を分散配置)の真価が問われる3連戦だ。毎回思うが、中野、近本、佐藤、糸原らの左打者を4番に変身させないことだ。大貫の場合、3巡目がポイントだ。阪神は左を6人並べてきた。しかも相手は精密機械の西!防御率1点台!

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1表先頭中野にいきなりセンターオーバー2塁打、島田にはライト前タイムリー、しかしライト楠本がファンブルしてのホームインだった。楠本にエラーがついた。近本の時盗塁、近本はファーストゴロ進塁打、佐藤にはセンター犠牲フライ。初回からやりたい放題やられてる、大敗の予感・・・・
1裏三者凡退。
2表三者凡退。
2裏三者凡退。
3表1死から中野に3塁線ぼてぼての内野安打。せっかく打ち取ったのにアンラッキーだ。島田には良い当たりだがレフトライナー。近本には24試合連続のライト前ヒット、またも楠本がもたつき、1、3塁。ちゃんとしてれば2塁でストップの当たり。記録もエラー。どうした楠本?!でも佐藤をセカンドゴロに打ち取った。
3裏先頭ソトがレフト右へヒット。嶺井は左中間2塁打、大貫はショートゴロでランナーそのまま。蝦名はセカンドゴロ、楠本に代打桑原!エラー2個のペナルティか?このチャンスで1点も取れないようだと、試合に負ける。プレッシャーがかかっているであろう桑原だが、センターオーバー2点タイムリー!
4表三者凡退。
4裏先頭牧がサードゴロエラーで出塁。宮崎は643ゲッツー。大和はライトフライ。
5表この回は3巡目に突入する。試合のポインントになるかも。2死から中野をセンターフライ。三者凡退。2番から始まる次の回こそ大貫にとって最大のヤマ場となるだろう。
5裏先頭ソトがまさかのライトへ6号ソロHR!
6表2番からを三者凡退!佐藤をストレートで空振り三振!!
6裏1死から佐野が右中間2塁打。牧はライトフライ、宮崎は申告敬遠、大和はセンター左へタイムリーヒットで逆転!ソトはライトフェンス直撃の2点タイムリー2塁打!!防御率1点台の西をKO。石井へ交代。
7表先頭大山へ死球。でも四死球はこの試合初めてだ。大貫の安定感を象徴している。糸原を空振り三振。糸井をライトフライ、梅野をショートゴロ。
7裏先頭代打戸柱が死球。代走森。蝦名はライトライナー、桑原はライト線のフライ、森はタッチアップ成功、ナイスラン!佐野はサードゴロ。
8表2番手エスコバー登板。三者凡退。
8裏3番手斎藤登板。三者凡退。
9表3番手山崎。4点差あるのだからストレート主体で組み立ててほしい。近本をショートゴロ、佐藤を2-2からなぜか外角ストレートで外す、なぜ勝負しない?次の変化球を狙い撃ちされ、ライトオーバー2塁打。この配球は納得できない。大山をショートゴロ。糸原にはセカンド内野安打。糸井を外角ストレートで見逃し三振。それでいいんだよ!
総評3回の楠本への代打桑原は、三浦監督にとって大きな賭けだったと思う。結果的に的中し、楠本も救われた。もし楠本で打てなかったら本人だけでなくチームにも大きなダメージとなり試合に負けていたかもしれない。チームの7安打は3イニングに集中しそれらの回は確実に得点した。少ないチャンスをものにできた。大貫は初回こそ危なかったが、2回以降は安定感抜群、西相手に互角以上に渡り合った。特に2番から始まった6回を三者凡退に仕留めたのは頼もしかった。ソトが猛打賞、いよいよ復活か?

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