2022年9月11日のセリーグDena対ヤクルト⑳ 観戦記

ローテーションを組みかえて大貫を中8日で先発。この登板間隔でQS程度だと、好投とは言えないから、もちろん完投目指してほしい。村上と塩見はともかく、今シーズン不調の山田を目覚めさせてはいけない。中村も危険だ。曲者山崎を塁に出してはいけない。相手は横浜との相性がそれほど良くない小川なので、早い回から援護しなくてはならない。

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S00001000018
B00000000007
1表塩見を空振り三振、山崎を見逃し三振、山田を打ち取ったがセンター前にポテンヒット、その隙に2塁へ。村上を内角スライダーで見逃し三振。
1裏三者凡退。
2表先頭オスナのショート左の深いゴロを森がダイレクトの剛速球で間一髪アウト。これは大和は柴田ではできないだろう。青木を四球、中村を見逃し三振、長岡をショートゴロ。
2裏先頭牧がライト前ヒット、宮崎を643ゲッツー、ソトはレフト左へヒット、嶺井をレフトフライ。
3表三者凡退。
3裏先頭森はセンターフライだが、10球粘った価値ある凡打。2死から桑原がショートゴロエラー。これもファウルで粘ってからの出塁、ヒットと同じ価値あり。しかし盗塁失敗。
4表先頭山田を見逃し三振で村上との対決、上手く打たれたがレフトライナー。三者凡退。
4裏先頭関根が1、2塁間破るヒット、佐野は捉えたがセンターライナー、牧はライト前ヒット、最近調子良くなさそうな宮崎は見逃し三振、ソトはレフトフライ。
5表先頭青木がファースト強襲ヒット、でも2塁打になってもおかしくなかったのをソトがグラブに当てて1塁で済んだ。中村を見逃し三振、長岡の時に青木が盗塁、長岡をライトフライ、小川の時WPで3塁へ。小川には何とセンター前タイムリーを打たれてしまった。これは罰金物の投球だ。
5裏1死から森がレフト前ヒット、大貫は送りバント成功、桑原はファーストライナー。
6表大貫にとって鬼門の6回、しかも2番から。まず曲者山崎を空振り三振、山田をサードゴロ、村上には、バットの先なのに左中間深いフライ、これをガッツマン桑原がフェンスにぶつかりながらキャッチ!ファインプレーだ。
6裏三者凡退。
7表先頭オスナへ四球、青木をレフトフライ、中村をレフトフライ、長岡には痛烈なライト線2塁打で2、3塁。小川をサードゴロ。
7裏三者凡退。
8表2番手伊勢登板。2死から山田にレフト前ヒット、村上を四球、オスナにはセンター前ヒット、やや前進守備の桑原のバックホームがダイレクトだったので、山田は3塁止まり。丸山をピッチャーゴロでなんとか無失点。桑原の送球に守備に助けられた。 
8裏黄金リレーで2人目清水登板。2死から桑原がレフト線2塁打、代打オースチンはサードゴロ。
9表3番手山崎登板。1死から長岡にレフト前ヒット、代打サンタナにはライト線2塁打、しかし長岡が暴走し、ホームへ、余裕でタッチアウト、まだツキがある。しかし警戒度合いは村上と同レベルの塩見には2-0から申告敬遠。曲者山崎との勝負。セカンドゴロに打ち取った。
9裏3番手マクガフ登板。1死から牧がライト前ヒット、宮崎のサードゴロを村上が落とし、1塁だけアウト、本来ゲッツーだったので助かった。ソトはサードライナー、今度は村上のファインプレーで試合終了。
総評得点圏にランナーが進んだのは3度だが、1つも活かせず、連打も無かったので、点を取るのは難しい。大貫はピッチャー小川にタイムリーを打たれるようではいけない。それ以外では完璧な内容だっただけに勿体ない。野手達は守備では精いっぱい頑張ってくれた。それらが無ければ大差で負けていた可能性がある。得点差以上のものが両チームにはあると思う。得意なはずの小川にこれだけの投球をされたぐらいだから、ヤクルト全体が優勝に向かって突き進む勢いは相当なものがあるのだろう。並のチームでは太刀打ちできない。

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