2023年7月17日のセリーグDena対広島⑮ 観戦記

貯金は6個もあるのにこんなに弱く見えるチームは珍しいだろう。試合内容がとてもAクラスのチームとは思えない。せめて今日だけでも勝って前半終了としたい。そしてオールスター期間中に、首脳陣、選手達がしっかり立て直すことが大切。猛暑で中4日のバウアーが絶好調広島にどこまで通用するか?関根の奮起を待っている!!

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1表先頭上本に初球いきなりレフト線2塁打、野間を見逃し三振、秋山へ四球、相変わらず高い!松山をカーブで見逃し三振、意表をついた感じだ。坂倉へ死球、田中をファーストゴロ。ちょっと先が思いやられる立ち上がりだったので予断を許さない状況だ。
1裏先頭蝦名が床田から右中間フェンス最上部に当たる2塁打、関根は送りバントがファーストファウルフライになってしまった。佐野が関根のミスを帳消しにするレフト右へのタイムリーヒットで先制、関根よ、カバーしてくれる味方がいるのだから、失敗を恐れず思い切ったプレーをするのだ、佐野はそういうMSGのつもりで打ったんだ!!牧はキャッチャーフライ、桑原は四球、大和はショートゴロ。
2表先頭小園がライト線2塁打、大盛はしっかりとセカンドゴロ進塁打、床田を低めのカーブで空振り三振、今日一番良い変化球だったと思う。上本をカーブで見逃し三振、これもちょっと甘いけど意表を突いた感じだ、伊藤のリードがいいぞいいぞ。
2裏三者凡退。
3表三者凡退。
3裏三者凡退。
4表2死から小園に二遊間破るヒット、しかしこれはバウアーが集中していれば取れてもおかしくないゴロだった。こういう場面でもしっかりしないと広島にはつけ込まれる、やはり盗塁された。大盛をカーブで空振り三振、これは内角低めのボールになるコースであり、決め球としては理想的だった。
4裏三者凡退。
5表先頭床田に牧を強襲するヒットだが、これは牧が捕ってあげるべき。上本にはライト線2塁打、野間のセカンドゴロで1点、しかしセカンドゴロ故に1死3塁にされた。ここが広島の優れたところだであり、逆転のピンチになってしまった。しかし秋山のショートゴロを大和が正確なバックホームでアウトにできた。
5裏三者凡退。
6表1死から田中へストレートの四球、これはおかしい。2安打されている小園にはやはり良い当たりをされたがレフトフライ、大盛空振り三振。
6裏三者凡退。
7表先頭床田にセンター左へクリーンヒット、これを桑原が後ろへ逸らし、2塁へ。今日床田に打者顔負けのヒットを2本も打たれるのは大きな反省材料だ。上本をショートゴロ、野間を空振り三振、秋山にライト前タイムリーでついに逆転された。しかし蝦名が打球を待って取るのではなく、もっと前に出てきていれば、床田は3塁に止まったと思われる。集中力が足りないと言わざるを得ない。
7裏先頭の牧が四球、初回以来のランナー、ってこのチーム終わってる・・・・。桑原は送りバント成功、大和の1塁後方ファウルエリアのフライを松山が後方へ走りながらキャッチ、これはファインプレーだ。代打宮崎に対して床田を栗林へ交代。宮崎は空振り三振。
8表2番手ウェンデルケン登板。三者凡退。
8裏3番手島内登板。1死から柴田が四球、とっておきの代打楠本のショート左のゴロを小園が横っ飛びキャッチ、即2塁へ送球、アウト。これもファインプレーだ。関根は見逃し三振。
9表3番手森原登板。三者凡退。
9裏4番手矢崎登板。2死から桑原が四球、大和はショート左へ内野安打、これも小園が横っ飛びで良く捕ったが2塁へ悪送球でオールセーフ。記録はヒットで、初回以来のヒット。戸柱はセカンドゴロ。
総評バウアーは床田に2安打され、それが決勝タイムリーに繋がってしまう等、軽率な投球が命取りとなってしまった。しかし7回2点では責めるべきではない。やはり責任は打線にある。いくら床田が好投手であっても、2~6回までパーフェクトでは作戦の立てようがないだろう。たった3安打では勝負にならない。またこの3連戦、守備における球際の強さは広島の方がはるかに強かった。こういうことは練習でも向上できるはず。ということは広島はたっぷり練習し、横浜は練習不足、と思われても当然だろう。厳しい言い方をすれば「野球に対する姿勢」の差であり、戦力による3タテではない。チームはこのことに気づかなければならない。

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