2023年7月7日のセリーグ巨人対Dena⑪ 観戦記

5月下旬以来の巨人戦。満を持して今永だが巨人も今や球界を代表する投手になりつつある戸郷。最も対戦成績が悪いのは巨人だ。4勝6敗。しかもいつの間にか2.5差に近づいている。最低でも2勝しなければ。だから今日の今永では絶対勝たなければならない。丸、大城、秋広に要注意だ。桑原の代わりに楠本を起用、これがポイントになるかも。巨人に相性が悪く、最近チャンスを潰している牧の奮起が必要なのだ!

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B00100010026
G01000000017
1表2死から佐野が四球、牧は空振り三振。
1裏三者凡退、ブリンソン、秋広から空振り三振。悪くはないが巨人の打者達は球数を報らせようと試みている可能性がある。だとしたら今永と言えども苦戦する可能性がある。
2表先頭の宮崎は見逃し三振、彼の見逃し三振など普通はありえない。それだけ戸郷の調子が良いということだから、ソトが打てるわけがない。やはり空振り三振。でも京田は1、2塁間真っ二つのヒット、でも戸郷にとってはどうってことはないだろう。やはり戸柱ではショートゴロ。顔がライトへ向くような空振りでは打てるはずがない。
2裏先頭岡本にセンター左へソロHR。1死後中田にセンター前ヒット、吉川をショートゴロで2塁アウト、北村を空振り三振、ただし3-2まで手こずった。やはり今日の巨人は難しい相手だ。
3表1死から楠本が死球、関根は1塁線破る2塁打で2、3塁の、この試合最大かもしれないチャンスで佐野は上手いバットコントロールでセンターへ犠牲フライ。2塁ランナー関根はバックホームの隙に3塁を狙ったが惜しくもアウト。次が不調の牧なのでこういうのも有りと思う。
3裏三者連続、2回から4者連続三振だが、こういう時こそ一発を浴びやすいので、次の回が問題だ。
4表先頭牧は度真ん中のスライダーを見逃し三振、これでは今日は期待できない。しかし彼よりも1枚上手なのが宮崎、この打席は3塁線破る2塁打、しかしソトは2打席連空振り三振、京田は見逃し三振。
4裏1死から岡本との対決は3-2から内角低めのストレートで見逃し三振!続けてはやられない。結局三者三振、7者連続!
5表先頭戸柱へなぜか四球、これは想定外のサービス!しかし今永は戸郷の速球に送りバント失敗、楠本がショート内野安打、この試合最後かもしれないチャンスで関根はレフトファウルフライ、佐野は空振り三振。
5裏1死から吉川にセンター左へヒット、北村、戸郷を見逃し三振、これで12個。
6表三者凡退。特にソトは見逃し三振で、3打席連続三振。
6裏2死から秋広にレフト線2塁打で迎えるは岡本、1塁は空いていたが勝負し、ピッチャーフライ、大したもんだ今永は。
7表1死から戸柱が内角低めのフォーク(?)を苦し紛れに救い上げ、ライトスタンド最前列に飛び込むライナーの第4号HR。今永もセンター前ヒット、塁に出て大丈夫か?楠本は463ゲッツー。
7裏先頭大城にショート右を破るヒット、代走門脇。中田にはレフト前ヒット、代走若林。吉川は送りバントで2、3塁でこの試合最大のピンチ。代打長野を低めのストレートで空振り三振、14個目!代打岸田も空振り三振!!15個目!!マウンドで吠える今永!!!凄いよ、本当にありがとう!!!(まだ喜ぶのは速いけど)
8表2番手大江登板。2死後三上へ交代。三者凡退。
8裏あ~あ交代しちゃった・・・。2番手伊勢。負けたら三浦監督は辞任すべき。いい当たりをされたけど三者凡退。
9表4番手菊池登板。2死から京田が四球、戸柱はレフトフライ。
9裏3番手山崎登板。果たしてこの試合の重大さをわかているのか、それをピッチングで証明しなければならない。先頭の岡本を3-2から内角低めのフォークで空振り三振、ストレート中心の組み立てが効いた。しかし代打梶谷にはフォークを連投し、1、2塁間破るヒット、若林を空振り三振、吉川のサードゴロを柴田がエラー!でも代打中山をショートゴロ、今度こそ試合終了!
総評今永の投球は今シーズンのプロ野球界で最高の感動だった。7回を15奪三振。7回に中田、大城に代走が出たことも後で有利に働いた。9回に彼らに回っていたらどうなっていたか?伊勢と山崎も今永の魂を受け継ぎ、よく頑張ってくれた。意外にもまだ6勝目だけど、実力では球界最高の投手であることは間違いない。改めて彼には、感動をくれて感謝したい。本当にありがとう。

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