2023年7月6日のセリーグDena対ヤクルト⑫ 観戦記

ホームでヤクルト相手に連夜の1点差負けなんて誰が予想しただろう。3タテも現実味を帯びて来た。打線に元気がない。だが先発バウアーは直近5試合全てQS以上なので、好投はするだろうが、援護が無いとブチきれるかも。1番に楠本、7番に柴田を起用、特に楠本は楽しみだ。バットコントロールの上手さはチームで1、2を争う。

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S00100001024
B00003000X38
1表不安な立ち上がりを三者凡退。
1裏プロ初先発の丸山がブルペンデイでの先発。先頭楠本がセカンド内野安打、桑原はライト線2塁打で2、3塁。佐野は捉えたがセカンドライナー、牧のピッチャーゴロ、丸山の1塁送球の間に楠本はホームへ突っ込んだがアウト、牧はセーフだったので1、3塁。ソトは空振り三振。佐野はともかく、牧は犠牲フライが必要な場面で、低めを打ってしまい、ゴロ。4番としてはもっと状況判断を磨くべし!
2表不安な立ち上がりを三者凡退。
2裏三者凡退。
3表1死から武岡にレフト前ポテンヒット、丸山は送りバント、並木には二遊間破るタイムリーヒット。横浜と違ってソツのない攻撃だ。
3裏2番手石川登板。オープナーか?三者凡退。
4表先頭サンタナにライト前ヒット、村上をショートライナー、オスナへ四球、内山をサードファウルフライ、高めのボール球を打ってくれて助かった。長岡をセカンドゴロ。
4裏1死から牧が三遊間の内野安打、ヒットにはなったが低めを打ちに行く傾向が今日は強いので、心配だ。ソトはライト前ヒット、大和の時、石川の球が捕手のプロテクターに挟まり、ルール上、2、3塁となった。こういうの始めた見た。大和は四球で満塁。柴田はファーストゴロでホームアウト、伊藤は空振り三振。この試合2度目の大きなチャンスだったが、またしても拙攻。
5表三者凡退。
5裏1死から楠本のライトフェンス際のフライをサンタナが取れず、3塁へ。記録はエラー。桑原はレフト左へフェンス直撃のタイムリーヒットでやっと同点。佐野はライトフライ、牧のセカンドフライを今度は武岡が取れずエラーで2、3塁。そしてソトは三遊間破るタイムリーで逆転。
6表先頭山崎へ四球、サンタナを空振り三振、村上を空振り三振だがこの時山崎が盗塁成功、オスナを空振り三振。 
6裏三者凡退。
7表三者凡退。
7裏1死から桑原がライト前ヒット、佐野は空振り三振、牧はライト線2塁打、ソトはセンターフライ。
8表2死から山崎へ四球、サンタナの時山崎が盗塁、サンタナにはセンター前タイムリー、でも村上を見逃し三振!
8裏3番手尾仲登板、元横浜。2死から伊藤が四球、バウアーは空振り三振。
9表三者凡退で完投、128球、伊藤を握手、抱擁するのが印象的だった。
総評おそらく日本初であろう、オープナーを使用したヤクルト相手に自力で得点できなかったが、草野球並みの拙守で得点をプレゼントしてくれたので勝つことが出来た。それが無ければ完封負けだった。一方で、おそらく完投を望んだバウアーの意思を尊重、信頼し、9回まで続投させた首脳陣の決断もお見事だ。強いて言えば今永や東にも同じ様な扱いをしてほしい。

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