2020年8月6日のセリーグDena対中日 観戦レポート

安定感の出てきた大貫の先発、防御率2.42。これなら試合は作れそう。相手は左腕松葉。根尾が8番レフトでスタメン。

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D0000000000
B01101000X3
1表先頭井領を3-2からレフトフライ。アウトにしたことよりも、ストライクゾーンで勝負したことが頼もしい。大島にはセンター前ヒットされたが、盗塁阻止。こういうプレーを増やしてほしい。3番阿部は四球、ビシエドはセンターフライ。盗塁阻止が効いた
1裏二死からソト佐野が連続四球。宮崎が三遊間抜けたが、ソトの足だから3塁どまり。こういうところだね。このチームの欠点は。倉本は、レフト線へのフライ、根尾追っているが追いつくか、ヒットになるか、追いついた、これは良く取った。不慣れなポジションながら、追いつくところが非凡さを感じた。
2表三者凡退。初回よりは落ち着いてきたようだ。
2裏先頭中井が左中間スタンドへ第1号HR。調子の良さと対左を考慮してのスタメン起用に応えてくれた。
3表三者凡退。
3裏先頭神里が肩口からのカーブ(?)をライトスタンドへ第1号HR。ソトがライト線ポテンヒットで二塁へ。佐野宮崎倒れ、倉本がレフト前ヒット。ソトはホームへ、しかし根尾ワンバウンドでバックホーム、完璧なコントロールでタッチアウト。
4表先頭大島が1、2塁間破って出塁、阿部インハイのボールの直球を空振り三振、調子のよい打者なら引っかからないだろう。ビシエドは643ゲッツー。ぼてぼての当たりだがショート倉本が前に素早く出てきて、俊敏な動きのおかげでゲッツー取れた。良く練習してるように見える。記録には出ないが、試合展開からすると非常に重要なゲッツーだった。
4裏三者凡退
5表5番高橋を3-0から3-2へ、そして空振り三振。低めのストレートが決まった。不利なカウントから打ち取れるから、防御率が良いのだろう。二死から京田がレフトフェンス最上段直撃の2塁打。しかし根尾は1塁ゴロに打ち取った。
5裏先頭梶谷がレフトオーバーの二塁打。神里、ランナーを進めるつもりで打ったであろう高いバウンドがビシエドの頭を超えていき、タイムリーヒットで3点目。ソトがレフトフェンス直撃の2塁打、無死2、3塁。松葉KO。谷元へ。しかし佐野宮崎倉本は凡退。この拙攻が響かないだろうか?
6表三者凡退
6裏佐藤に交代。先頭中井がセンター前ヒット、大貫はセオリー通り送りバントの構え、しかも成功。戸柱はレフト前ポテンヒット。梶谷3-2から空振り三振、3-2なのに戸柱ではスタート切れない。こういうところだね、この打線に足りない工夫は。神里ファーストゴロ。5回に続き拙攻・・・・
7表先頭阿部がセンターオーバーの2塁打。拙攻繰り返したツケか?ビシエドの当たりはセンター前に抜けそうなゴロだが、柴田が横っ飛びでファインプレー、1塁アウト。これはHR1本の価値がある。高橋は浅いレフトフライでランナータッチアップできず。後続も打ち取った。
7裏ソトがセンター前ヒット、猛打賞、不調から立ち直ったかな?佐野四球、宮崎倉本柴田が凡退。
8表大貫は96球で、石田に交代。三者凡退。
8裏1死から戸柱四球、梶谷ライトフライ、神里四球、ソト初球をライトフライでチェンジ。
9表三嶋登板。三者凡退で試合終了。
総評中井のHRは、監督の采配に応えようと必死な選手はレギュラーだけではないぞ、というアピールだ。監督冥利に尽きるだろう。もっと得点できる展開だったが5~8回の拙攻が反省材料。しかし中日打線の迫力の無さに助けられた面もあるが、なんといっても大貫の安定感だろう、この試合のポイントは。それでも調子が不安定だった初回に点を取られていたらどうなったかわからない。これほどの投球であれば打線のだらしなさが目立たない。広島やヤクルト相手に今日のような投球ができれば本物だろう。対して打者達はしっかり反省してほしいね

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