ベイスターズ戦観戦記

2024年9月7日のセリーグ巨人対Dena⑲　観戦記

2024シーズン9月

守備のミスで逃げ切り失敗、連勝ストップ、対巨人負け越し決定

2024.10.05

目下６連勝中だが、先発ローテーションが谷間であり、石田裕だ。直近２試合は５回未満であり、前回の巨人戦では３回でKOされているので、その巨人戦での先発は正直不安だ。相手もその時と同じく井上だ。何とか５回を３点くらいに凌いでくれないと試合にならない。シュート回転のストレートが仇にならなければよいが。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	計	H
B	1	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	2	10
G	0	0	0	0	0	1	0	0	1	0	0	1	3	14

1表	先発井上に対して、１死から桑原がライト前ヒット、佐野はライトフライ、オースチンは左中間破るタイムリー２塁打で先制、牧は死球、宮崎はライトフライ。
1裏	先頭丸にレフト左へヒット、吉川の１、２塁間のゴロを牧が横っ飛びでキャッチ、１塁をアウト！モンテスをファーストファウルフライ、岡本にはショート深いところへのゴロで内野安打、大城へ四球で満塁、変化球を余裕で見逃されている。坂本をサードゴロ。
2表	１死から京田がファースト内野安打、石田裕はスリーバント、梶原は空振り三振。
2裏	先頭浅野の打球を左足脛に受け、ヒット、門脇をライトフライ、井上には送りバントを決められ、丸を空振り三振。
3表	２死からオースチンがレフト前ヒット、牧のハーフスイングは厳しい判定の空振り三振。
3裏	先頭吉川に右中間２塁打、モンテスにはレフト前ヒットで１、３塁、岡本をファーストファウルフライ、大城へ四球で満塁、中川颯へ交代。坂本をファーストファウルフライ、浅野を空振り三振、中川颯はナイスリリーフだったが、この後は簡単には守れないだろう。まだ３回だ。
4表	三者凡退。
4裏	中川颯続投。三者凡退。
5表	三者凡退。
5裏	問題はここからだ。３番手山崎登板。２死から岡本、大城へ四球、苦手坂本にも3-2から四球で満塁、今日２度目の満塁機となる浅野を何とか空振り三振、山崎はこれでは大事な場面では使えない。
6表	三者凡退。
6裏	次は誰だ？伊勢だ。しかし先頭門脇へ四球！代打増田はバスターエンドランで１６３ゲッツー、非常に助かった。しかし丸にはライトへ同点HR、さらに吉川にはレフト線２塁打、これでは怒りの交代も当然、ウィックへ。モンテスをショートフライ。
7表	２番手ケラー登板。先頭宮崎が四球、山本、京田はセンターフライ、ウィックは見逃し三振。
7裏	ウィック続投。１死から大城にレフト前ヒット、坂本には3-2から四球、浅野はライト犠牲フライで１、３塁、危ない打球だった。門脇の初球セーフティバントは運良く正直すぎてウィックの正面、ウィックは本当によく頑張ってくれた。
8表	３番手バルドナード登板。先頭梶原が詰まったショートゴロだが足を活かして内野安打、桑原は送りバント成功、佐野は上手いバットコントロールでレフト前タイムリー、バックホームの間に２塁へ。代走関根。船迫へ交代。オースチンはファーストファウルフライ、牧はサードゴロ。
8裏	問題はここからだ。６番手ウェンデルケン登板。２死から吉川にセンター前ヒット、モンテスには、レフト線２塁打で２、３塁、岡本を空振り三振。
9表	５番手大勢登板。三者凡退。
9裏	７番手森原登板。１死から坂本にはライト前ヒット、代走湯浅。浅野を空振り三振、代打長野のサードゴロを柴田がショートバントで送球、オースチンはキャッチできずセーフ、記録は柴田のエラー、代打中山にはライト右へ同点タイムリー。
10表	６番手高梨登板。先頭柴田がセンター右へヒット、梶原は空振り三振、桑原はライト前ヒットで１、３塁、関根の時桑原が盗塁で２、３塁、関根は空振り三振、オースチンは申告敬遠で満塁、牧はセカンドゴロ。
10裏	森原続投。先頭吉川にファースト内野安打、オコエは送りバント、岡本を申告敬遠、大城を空振り三振、湯浅を空振り三振。
11表	７番手横川登板。１死から山本がライト前ヒット、京田は３６１ゲッツー。
11裏	８番手佐々木当番。三者凡退。
12表	横川続投。１死から梶原がセカンド左へ内野安打、これも吉川にダイビングキャッチされたが、足を活かして内野安打、桑原は６６３ゲッツー。
12裏	佐々木続投。２死からオコエに左中間へサヨナラHR。
総評	石田の交代については仕方が無い。あんな不安定な投球ではとても安心はできない。しかも３回から、リリーフ投手達が１点も許されないという状況では逃げ切るのは無理である。こういう状況になった時点で逆転されるのは時間の問題だった。それでも４～７回まで無安打だった打線は、苦手井上が降板した後は一時は逆転するなど粘った。しかし守備固めに入った後は、佐野、宮崎が下がっているので追いつかれたら勝ち目はなかった。それでも延長に入ってからチャンスを作ったが、あと１本が出なかった。対巨人２年連続負け越し決定。