2021年9月14日のセリーグ巨人対Dena⑲ 観戦記

天敵ともいえる山口相手に宮國でも大貫でもなく、ロメロを先発起用。先制点を与えてしまうと厳しくなる。最近当たっていない巨人打線だが、ロメロが目覚めさせないことを祈る。潜在能力の高いバッターが多いから。

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B00000120035
G00010001025
1表桑原がいきなり右中間2塁打。柴田は送らずヒッティングでファーストゴロ進塁打。佐野はファーストゴロ、オースチンはハサードゴロ。こういうチャンスを逃すと山口が立ち直ってしまう。
1裏1死から松原に三遊間破るヒット、坂本にセンター前ヒットだが、松原に3塁へ進まれてしまった。これが巨人の怖さ。でも岡本を643ゲッツー!内角で詰まらせた。今日は球に力がありそうだ。
2表三者凡退。
2裏三者凡退。
3表先頭山本がセンター前ヒット、ロメロは送りバントしたが守備妨害でアウト、桑原は空振り三振。柴田はファーストゴロ。
3裏1死から山口へ四球、これは頂けない!吉川はセーフティバントだがキャッチャーゴロ。松原をショートゴロ。
4表三者凡退。
4裏1死から岡本へ四球。亀井にはレフトオーバー2塁打で2、3塁。中島をショートゴロに打ち取ったがホームイン。不調の丸を空振り三振。
5表1死から牧が四球。山本は空振り三振。ロメロは見逃し三振。
5裏三者凡退。
6表桑原が初球を左中間へ第10号ソロHRで同点!
6裏松原へ四球、しかし坂本を543ゲッツー!これは大きい。しかしよく見ると、ヒット性の打球のショートバウンドを逆シングルで補球するという、非常に難易度の高い守備だ。そして岡本を空振り三振。
7表1死からソトに、ヘルメットの上部に掠る程度の死球だが、それでも危険球退場となった。流れが変わるかも。投手は田中に交代。牧は初球真ん中スライダーを左中間へ第17号2ランHRで逆転。
7裏ロメロを続投させ三者凡退。
8表1死から大江に交代。柴田が四球、佐野がセンター前ヒットで追加点のチャンスだが、オースチンは交代した鍵谷に543ゲッツーに仕留められた。
8裏まだロメロが行くぞ!でも代打大城にライト線2塁打。代打ウィーラーにはライト右への犠牲フライで3塁へ。代打ハイネマンにセンター前タイムリーでついに交代。ここまで投げてくれるとは思わなかった。ありがとう!!エスコバーヘ。北村を見逃し三振、坂本を空振り三振。ロメロに報いる気迫の投球だ。
9表デラロサ登板。三者凡退。
9裏三嶋登板。簡単に2死を取ったが、中島には3-2まで手こずり、6球目を右方向へライナーを打たれた。やっぱりまだ信頼できるレベルに回復していない、と思ったその瞬間奇跡が起きた。セカンド大和がなんと左上へ横っ飛び、この痛烈なライナーをキャッチしてくれた。このような超ファインプレーは滅多に見ることはできない。三嶋を、ロメロを、チームを、そして横浜ファンを助けてくれた。本当にありがとう!!
総評ロメロがこれほどまでのピッチングをしてくれるとは思わなかった。山口の危険球退場という幸運はあったがそこを活かした牧が素晴らしい。たった5安打で勝てたのは投手と内野守備のおかげだ。特に最終回の大和のファインプレーは永久保存の価値がある。彼にお礼を言いたい。クリーンアップは3人で1安打だけだったが、明日は本領を発揮して大貫を援護してほしい。らしい勝ち方をしてほしいな。

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