2022年8月12日のセリーグヤクルト対Dena⑮ 観戦記

戦力的に見てこの3連戦、1勝2敗であれば良しとすべきと思う。オースチンがコロナで離脱。でもこのチームの打線は、今年は最初から大した破壊力は無いので、誰が抜けても他球団と比較して戦力ダウンは小さい。そこが強みだ。チーム勝ち頭大貫が6回まで投げ切れば、試合にはなるだろう。しかしヤクルトは6連敗中とドン底。これ以上の連敗は無いだろうから、横浜には厳しい戦いが予想される。

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B00110200049
S01001001036
1表2死から佐野がレフト前ヒット、牧は11球粘るもサードゴロ。
1裏三者凡退。
2表三者凡退。
2裏先頭村上のセンター左へ弾丸ライナーのソロHR。ソロで済んで良かったと思うようにしよう。
3表先頭柴田が二遊間破るヒット、大貫は送りバント成功、桑原がレフトオーバータイムリー2塁打。
3裏三者凡退。
4表2死からソトがセンターオーバー2塁打。嶺井が1塁線後方へ落ちるタイムリー2塁打。柴田を申告敬遠、大貫は空振り三振。
4裏先頭宮本がセンター右へ2塁打。塩見はセカンドゴロ進塁打、村上へ四球、サンタナを463ゲッツー、理想的な打ち取り方、バッテリーお見事!
5表1死から楠本がライト前ヒット、佐野はキャッチャーファウルフライ、牧の時WPで楠本は2塁へ。しかし牧はサードゴロ。
5裏先頭オスナにレフトへソロHR。
6表先頭宮崎がライト前ヒット、ソトがレフトへ10号2ランHR。やや低めの変化球をすくい上げた、彼らしいHRだ。
6裏大貫にとっての鬼門はこの回だ。1死から宮本にレフト左へ2塁打。塩見をセンターライナー。村上とは勝負、内角を攻めるが惜しくもボールで3-1、結局四球。でもサンタナをファーストファウルフライ。この回は大貫がよく頑張った。
7表2番手木澤登板。三者凡退。
7裏2番手伊勢登板。2死から長岡に左中間2塁打。代打青木をショートフライ。
8表3番手今野登板。1死から宮崎がレフト左へヒット。ソトは643ゲッツー。
8裏3番手エスコバー登板。先頭丸山へ死球、宮本へ四球、塩見はバントの構えだが空振り、飛び出した2塁ランナーを挟殺。1死2塁となった。塩見にはレフト前ヒットで1、3塁。ここで村上と対決する羽目に・・・。村上にも死球で満塁。ここで入江へ登板。サンタナを空振り三振。オスナへ押し出し四球。代打山田をライトフライ。
9表4番手清水登板。三者凡退。
9裏5番手山崎登板。三者凡退。
総評山田哲人がスタメンから外れていたのが大きかった。村上の前後さえ押さえれば、大量失点は防げる。大貫は最低限の仕事はやれた。ただ8回のグダグダ継投なら、普通は逆転されるところだが、ヤクルト打線がコロナで戦力低下だったおかげで何とか逃げ切れただけ。まともな戦力だったら負けているだろう。最近の勝利はこういうケースばかり。決してチームが強くなったわけではない。

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