2022年9月18日のセリーグ巨人対Dena⑳ 観戦記

2番に楠本を起用、機動力を使って不調のクリーンアップの前にチャンスを作りたい。先発は大貫、前回ヤクルト戦のような投球なら大丈夫。巨人先発は山崎、実績だけなら大貫の方が上。

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G00000100018
1表桑原がレフト前ヒット、楠本にはそのまま打たせ463ゲッツー、これでは大田の代わりに起用した意味が無い。佐野は四球。牧は空振り三振。
1裏2死から丸に右中間フェンス最上部直撃の2塁打。中田を空振り三振。
2表三者凡退。
2裏1死からポランコにレフト前ヒット、2死後大城に1、2塁間破るヒットで1、3塁。山崎を空振り三振。大貫にとっての今日のポイントは左打者のようだ。ここまでの3安打は全て左打者から。キレのある縦のスライダーは、左打者には投げにくそうだ。
3表先頭森がレフト右へヒット、ウォーカーがもたついている隙をついて2塁打!しかし大貫のバントはピッチャー正面で3塁アウト。しかしここは森が2塁で止まるという判断も出来たはず。桑原は空振り三振、楠本はレフトフライ。
3裏三者凡退。特に丸を2-0から空振り三振をストレートで取ったのはお見事。
4表1死から牧が死球、宮崎はセンターフライ、ソトはレフト線2塁打、しかし嶺井はサードゴロ。
4裏2死からポランコのファーストゴロをソトが弾き内野安打、捕れてもおかしくない当たりだが・・・。ウォーカーにはレフト左へヒットで1、3塁。1打席目にヒットを打たれている大城には四球で満塁。山崎を空振り三振。しかしこの回は球数を費やし過ぎ、ランナーも出し過ぎた為、5回から3巡目となってしまった。こういう攻撃は大貫にとって後々ボディブローのように効いてくるだろう。
5表先頭森が四球、大貫は送りバント成功。桑原のサードゴロで森は3塁へ。楠本は空振り三振。
5裏この回が大貫にとってこの試合最大の山場だろう。1死から坂本にライト前ヒット、丸をセンターフライ、中田をストレートで空振り三振。よく頑張ってくれた。
6表先頭佐野がライト前ヒット、牧はサード強襲ヒット、宮崎はレフト左へタイムリー、3塁への送球の隙に宮崎も2塁へ。2、3塁のチャンス。ソトは四球で満塁。嶺井は1塁線ぼてぼてのゴロだが不規則な回転が幸いして山崎のエラーを誘いオールセーフで2点目。ここでクロールへ交代。森は空振り三振。大貫は浅いライトフライ、宮崎の足では無理。桑原はライトフライ。この回2点止まりは巨人に勢いを与えてしまうだろう。
6裏先頭岡本に右中間へソロHR。ポランコへ101球目を四球、やはり大貫は100球が限界か、でも続投だ。頑張れ大貫!ウォーカーをファウルフライ、天敵大城をレフトフライ、代打岡田、中々良い体格をしているこの新人に対して大貫はセカンドゴロに打ち取った。今季最多の110球投げ切った。
7表3番手今村登板。先頭楠本がセカンド左を破った。佐野はライトフライ、牧のところでデラロサへ交代。牧は463ゲッツー。
7裏2番手エスコバー登板。三者凡退。
8表5番手平内登板。1死からソトがセンター前ヒット、代走神里。嶺井は足を使う間もなく163ゲッツー。代走を出すくらいだから代打を出すべきではなかったのか?関根とか。
8裏3番手伊勢登板。1死から岡本に右中間2塁打。ポランコを空振り三振、ウォーカーをファーストファウルフライ。
9表平内続投。2死から桑原がセンター前ヒット、楠本は3-2から右中間破るタイムリー、貴重な追加点だ。平内をKO!畠へ交代。佐野はセカンドゴロ。
9裏4番手山崎登板。先頭大城にライト右へヒット、代走重信、代打中島を643ゲッツー!吉川をサードゴロ。
総評大貫が危なっかしくもよく粘った。首脳陣もよく6回を投げ切らせた。今までなら6回の四球の場面で交代だったろう。その采配に応えた大貫も立派。リリーフ陣もほぼ完璧。今永以外だと、この展開でしか勝てないだろう。桑原、楠本の1、2番も効いた。当分この組み合わせで行くべきだ。巨人の優勝がこれで無くなった。明日は今永でトドメを刺してほしい。

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