2023年4月6日のセリーグDena対巨人③ 観戦記

昨日はほぼ平良個人のおかげで勝ったようなものであり、打線はまだまだ。そんな中で先発する東にも平良並の投球が必要だ。山本の起用がどう出るか?打撃力の低い彼にやれることがあるとすれば、リードだ。巨人先発は育成上がりの横川だ好投させるようではいけない。2回送りバントを決めた林を2番起用ということは、少ないチャンスをものにする攻撃を目指さざるを得ない状況を象徴している。

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G00000000005
B00001030X47
1表1死からショートを超えそうな小フライをルーキー林がよく追いついた。三者凡退。
1裏先頭佐野が三遊間破るヒット、林は打ちにって463ゲッツー。勿体ない。宮崎はセカンドゴロ。
2表先頭岡本にレフト左へヒット、中田を空振り三振、今日の東はスピードガン表示は146Kくらいだが手元で伸びているように見える。こういうのは久しぶりに見る。天敵ブリンソンには左中間破られたが、3塁でストップした岡本になぜか気づかず2塁を飛び出し、らんだんプレーの結果、岡本、ブリンソン両者タッチアウト。このようなプレーは数年に一度あるか無いかの非常に珍しいプレーであり、「珍プレー大賞」の候補になり得るほどだ。とにかく東にとっては大きなプレゼントだった。
2裏2死から関根がセンター前ヒット、ブリンソンののんびりした動きの隙をついて2塁を狙ったが間一髪アウト、しかし2死だったので思い切りのよいチャレンジだった。昨日に続き今日も関根の積極的な攻守に期待大!
3表三者凡退。
3裏三者凡退。
4表先頭長野にレフト線2塁打、吉川をセンターフライでランナーそのまま、助かった。丸をセカンドゴロ、岡本を高めのストレートで空振り三振!
4裏2死から宮崎がレフトオーバーの2塁打、牧は痛烈なサード左へのショートバウンドの難しい当たりが幸いして、岡本は上手く捌けず内野安打。しかし桑原はサードゴロ。
5表1死からブリンソンにレフト前ヒット、やはり打撃の方は要注意だ。坂本を543ゲッツー。林の1塁送球時の動作が素早かった、ナイスプレー。
5裏先頭関根が四球、バントはありえないソトは3-2からショートゴロだがエンドランがかかっていたので進塁打、山本はレフト前ヒットで1、3塁。彼の打力なら1試合に1本打てれば起用成功だ。東は3-2からスクイズか送りか判断できないようなバントが3塁線へ、岡本の1塁送球の隙に関根がホームへ突っ込み、セーフ、先制!彼の何とかしようという姿勢がよく伝わってきた超好プレーだ!だらしない打線へのMSGが込められているように思える。
6表三者凡退。
6裏三者凡退。横川を6回まで投げさせてしまった。
7表三者凡退。吉川、丸、岡本を三者凡退。
7裏2番手船迫登板。先頭桑原がショート内野安打、関根は送りバント、ソトは空振り三振、山本は四球、彼の打力で1試合2出塁は出来すぎ。代打楠本がライトへ1号3ランHRで貴重なダメ押し!!!
8表2番手伊勢登板。三者凡退。
8裏3番手直江登板。三者凡退。
9表3番手山崎登板。セーブのつかない場面だがそういう場面でもないと彼の投球は安心して見ていられないのも事実。2死から長野に1、2塁間破るヒット、これは長野が上手すぎた、仕方ない。代打中山を空振り三振。
総評2回のブリンソンの走塁ミスに助けられた。巨人は名前を見ると重量打線だが、ランナーがいる場面での工夫が見えず、東の快投を演出することになった。それでも東自身もストレートに伸びがあり、これなら二桁勝利できるのでは。関根の好走塁、楠本の3ラン、山本のリードと主力以外の選手達の活躍での勝利は、これからの反攻を予感させる。

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