2023年6月25日のセリーグDena対阪神⑪ 観戦記

交流戦では通用したバウアーが果たして同一リーグに通用するか?高めばかりだと近本や中野にHR打たれるだろう。桑原が2番で復帰、ショート森にも期待。防御率1.41の才木相手ではチャンスは多くないだろう。

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1表1死から近本にライトオーバーだがシングルヒット、早速弾丸ライナーを喰らった。前川空振り三振、大山をレフトフライ、高めのボール球を打ってくれて助かった。
1裏三者凡退。
2表1死から森下へ四球、梅野にセンター前ヒット、小幡にはサードライナー、才木をライトフライ。この回は甘い球が多かったので次の回は非常に不安である。
2裏1死から宮崎がライトフェンス最上部に当たる2塁打、ソトは三遊間破るヒットだが宮崎の足では3塁ストップ、森は3-2からファウルで粘り、四球で満塁。伊藤も3-2まで粘り、その甲斐あってタイミングが合い、ライトライナー、そして宮崎が懸命に走りセーフ。
3表2死から前川へ死球、これは勿体ない、しかし大山を空振り三振。
3裏先頭関根が1、2塁間破るヒット、桑原の時WPで2塁へ、これはスタートの判断が難しかったが関根は思い切り良くスタートした。今年のチームのテーマを象徴するプレーだ。桑原は四球、佐野はライト左へタイムリーヒット、なお1、3塁で牧はレフトへ犠牲フライ。
4表三者凡退。
4裏1死から伊藤がショート左へ内野安打、バウアーは送りバントを成功させたが、線の内側を走ってしまい守備妨害となり、ランナーは進められず。関根は見逃し三振。
5表先頭小幡がセカンド右を破るヒット、才木は送りバント成功、中野を空振り三振、近本をなぜかストレートの四球、この試合のポイントになるだろう。前川にはライト右へ痛烈なタイムリー、大山にはセンター前にポテンヒットで2点目。森が深追いしすぎだ。桑原に任せていれば取れたと思う。
5裏2死から牧がセンターオーバー2塁打、宮崎も右中間破るタイムリー2塁打、これは貴重な追加点だ。ソトは四球、森はセカンドゴロ。
6表三者凡退。
6裏2番手石井登板。先頭伊藤がライト前ヒット、バウアーは送りバント成功、関根はライト前ヒットで1、3塁。桑原はなぜかバントを試みたがキャッチャーファウルフライ、桑原なら小細工させない方が良かったと思うが。しかしそのミスを穴埋めするかのような佐野のレフト前タイムリーで追加点。これぞキャプテンの仕事だ。
7表上位に回るこの回が山場だ。先頭代打ノイジーに二遊間破るヒット、中野は1、2塁間破るヒット、関根の3塁への送球の隙に中野も2塁へ。2、3塁のピンチ。でも続投だ。近本のショートゴロでホームイン。前川へ四球。ここで当然の交代、ウェンデルケンへ。でも彼はイニング途中の登板は慣れてるんだっけ?大山へ3-2からショートライナー、完全に捕まっていた、危なかった。糸原へストレートの四球で満塁、おかしいぞウェンデルケン。森下へは初球気をつけろ!初球を低めのチェンジアップで空振りだ、いいぞ。そして見逃し三振!
7裏3番手加治屋登板。先頭宮崎がショート深いゴロで内野安打、代走神里。ここで宮崎を下げるということは絶対9回で終わらせなくてはいけない。ソトの時WP、しかしソトは空振り三振。こういう時に進塁打さえ打てないようでは困る。代打楠本はファーストゴロ進塁打、伊藤はピッチャーゴロ。流れが阪神へ傾きつつある。
8表3番手伊勢登板。最近調子が悪いので心配だ。でも三者凡退だ。
8裏この回3点くらい取らないと9回が危ない。しかし4番手島本の前に三者凡退。
9表4番手山崎登板。三者凡退。
総評やはりバウアーはセリーグ相手では苦しそうだ。中盤以降は低調な阪神打線に捕まった。しかし7回のピンチではリリーフしたウェンデルケンがよく頑張ってくれた。伊勢も復調したようだ。ついでだが5月13日以来の首位浮上。でもシーズン途中の首位なんて意味ない。大事なのは対戦成績の悪い阪神と巨人相手の直接対決のカードで勝ち越し続けることだ。そういう意味ではこの3連戦は望外の結果だ。

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