2023年9月17日のセリーグDena対阪神㉓観戦記

前回好投した濱口、優勝済でモチベーションは高くないであろう阪神相手にQSくらいはやってくれないと、居場所が無くなるだろう。近本、中野、木浪を抑えれば勝てるチャンスはあるはず。宮崎を休ませた。村上には強いのだが。

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B000000001111
T00000000003
1表2死から佐野がライト左へヒット、牧を手玉に取って空振り三振。先発村上は、防御率トップであり、エースの風格が漂っているように見える。
1裏三者凡退。村上に劣らない調子の良さに見える。
2表三者凡退。下位打線では村上を打てないだろう・・・・
2裏先頭大山へ四球、佐藤のショート右の抜けそうな打球を大和がおしゃれなバックステップでキャッチ、2塁アウト。元阪神だけあって甲子園だと上手い絵。しかしノイジーにはセンター左へヒット、坂本へ四球、満塁打率5割の木浪にはサードへの低い弾道、林はキャッチ、判定はサードライナー、サード林はベースを踏んでゲッツー、しかし優勝済の阪神には精神的な余裕があるのだろう、今の打球は、センター側のカメラからよ~く見ると、ショートバウンドに見えるにも拘らず、リクエストを出さなかった。
3表2死から関根が1、2塁間破るヒット、桑原はショートフライ、だが関根は走って良い場面のはずだが、こういう消極さが近本中野との差だ。
3裏1死から近本へあからさまな四球、中野のファーストゴロをソトは2塁へ送球、アウト。ショートバウンドの危ない送球だったが、大和がナイスキャッチ。森下をサードゴロ、林が上手くバウンドを合わせた。
4表先頭佐野がレフト前ヒット、牧は143ゲッツー、ソトは見逃し三振。
4裏三者凡退。
5表2死から林がレフト前ヒット、濱口まで回したのは悪くない展開。濱口はレフトフライ。
5裏2死から村上にレフト前ヒット、近本のショート右を破りそうなゴロをまたも大和が追いつき、2塁へおしゃれなトスでアウト。
6表先頭関根が二遊間内野安打、桑原は送りバント成功、佐野はセカンドゴロ進塁打、牧はショートゴロ。
6裏先頭中野へ四球、森下をエンドランで空振り三振ゲッツー、大山にはライト線ヒット、佐藤を空振り三振。
7表2番手石井登板。先頭ソトが粘っているうちにタイミングが合ってきた、そして右中間2塁打、代走知野。しかし大和の送りバントは石井のほぼ正面、知野は3塁アウト、山本はライトフライ、バント成功してれば1点だったが。今年はこういう残念なシーンが多かった印象がある。しかも林はレフト前ヒット、代打宮崎はライト前ヒット、しかし2塁ランナー大和は前進守備だったこともあり余裕でホームアウト・・・・。
7裏2番手上茶谷登板。三者凡退。
8表3番手桐敷登板。2死から佐野がサード右を破るヒット、今日絶不調の牧はライトフライ。
8裏3番手ウェンデルケン登板。三者凡退。
9表4番手ブルワー登板。先頭代打大田が初球をレフトへ弾丸ライナーの4号ソロHR。2死後林が猛打賞となる1、2塁間破るヒット、宮崎の時盗塁成功。宮崎は申告敬遠、代走柴田。関根のショートゴロを木浪が2塁へのトスを失敗でエラー、満塁。桑原はショートゴロ。
9裏4番手森原登板。1点差だがが鳴ってもらうしかない。大山、佐藤に良い当たりをされたが、センターフライ、ライトフライに打ち取った。
総評濱口は素晴らしかった。期待以上の投球を見せてくれた。阪神ファンの声援が非常に大きい甲子園で守り切るのは投手にとっては困難な仕事だと思うが、4人の投手全員がメンタルの強さを示してくれた。打線は11安打放ち、得点は大田のHRのみ、と相変わらず得点するのが下手に思えるが、拙攻と言えるのは7回だけであり、むしろ阪神投手陣からよく11本も打てたと、高く評価できる試合だったと思う。

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