2020年10月21日のセリーグ中日対Dena 観戦記

中日には相性の良い坂本と勝野の先発。打線の援護は期待できないので、踏ん張ってもらうしかない。

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B1010000002
D10000030X4
1表先頭神里が四球、こういう場面で足使ってほしいが、宮崎が2番。何とかファーストゴロで進塁打。ソト倒れて4番オースチンがレフト前タイムリーで先制。良い意味でらしくない攻撃。
1裏二死から3番阿部にライトスタンドへHR。
2表一死から伊藤がライト線二塁打。しかし0点。
2裏先頭高橋が1、2塁間破った。シエラぼてぼてのピッチャーゴロで二塁へ。遠藤はセンター前ヒット。乙坂が取ってもおかしくない当たりだが判断を過ったようだ。木下は空振り三振、勝野をピッチャーゴロに打ち取った。ここはよく頑張ったが、2巡目以降が不安。
3表先頭神里ライト前ヒット。ここも初回の様な攻撃をしてほしい。宮崎の時ヒットエンドラン、セカンドゴロの進塁打。普通に打ってたらゲッツーだった。悪くない攻撃だ。ソト倒れてオースチンがライトフライだが、ライト遠藤スライディングキャッチ失敗、ラッキーなタイムリーヒットとなった。でも宮崎の進塁打が効いている。
3裏先頭大島にサード後方に落とされた。京田送りバント、二死二塁となってビシエドはサードゴロに打ち取った。
4表三者凡退
4裏三者凡退
5表二死からソトがセカンド右を速いゴロで破った。オースチンセカンドゴロでチェンジ。
5裏1死から投手の勝野に三遊間破られた。これは罰金ものだ。これで上位に回ってしまう。大島打ち取り、京田には1、2塁間破られた。阿部はサードゴロに打ち取り、一応5回投げ切った。内容的にはあまり良くないが、打たれ強いということか。
6表一死から乙坂センター前ヒット、伊藤543ゲッツーでチェンジ。こういう場面で何もしかけないのは間違い。伊藤へ長打でも期待していたのだろうか?得点圏にランナーを進め、代打というのが妥当ではないか?
6裏伊勢登板。1死から高橋に四球、シエラは二遊間破り1、2塁。ここで砂田へ交代。遠藤はキャッチャーファウルフライ、そして国吉へ交代。ここでワンポイントなのか?木下はファーストフライ。相手の低打率の下位打線に3人も使う必要あったのか?でもそれを言うなら伊勢がピシャリと抑えなかったのも悪い。良くも悪くも今年の采配を象徴する場面だった。
7表代打梶谷空振り三振。柴田がセンター前ポテンヒット。足を使うべき場面だ。ここで投手を谷元へ交代。神里見逃し三振、宮崎はセンター前ヒット、ソト四球、オースチン空振り三振。神里の時に足を使っていれば得点できたかも。
7裏エスコバー登板。堂上のライン際のサードゴロを宮崎がよくアウトにした。並のサードならこうは上手くいかないだろう。大島、京田連続ヒット、阿部見逃し三振。ビシエドにはライトへ逆転3ラン・・・
8表祖父江登板。先頭ロペスがサード内野安打、代走大和。今度こそ足使おうよ・・・。乙坂も内野安打。伊藤はバント失敗、ピッチャーフライ。代打中井は643ゲッツーでぶち壊し。
8裏平田登板。ランナー二人出すも抑えた。
9表福登板。1死から神里センター前ヒット、宮崎四球で代走倉本、ソトファーストファウルフライ。オースチンサードゴロ。試合終了。
総評6回のような攻撃は疑問。6回の様な継投も疑問。1、3回は宮崎のチームバッティングをきっかけに得点したが、下位打線にこういう取り組みが足りない。エスコバーが誤算だったが、結果論ではあるがビシエドのところで交代もありではなかったか?でも6回にたくさん使っていたから交代させる投手がいなかったのではないか?首脳陣が試合の先読みに失敗した可能性も否定できない。8回のバント失敗が痛かった。レギュラークラスでない選手達が戦力として機能していない。12安打だが長打でも連打でも集中打でもなく、相手を揺さぶるような作戦も殆ど無かったので、相手からすれば脅威は感じなかっただろう。この試合で合格点を出せるのは坂本、宮崎、オースチンだけ。

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