2021年4月4日のセリーグDena対広島③　観戦記

４年目（ドラフト３位、昨シーズンはイースタンリーグで勝率と防御率１位）でまだ未勝利、背番号が１２に変わった阪口-戸柱のバッテリー。打線は桑原に代えて神里を入れてきた。桑原は調子良いはずだが何かあったのかな？相手は野村。またしてもエース級・・・。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
C	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1
B	0	0	1	1	1	0	0	0	X	3

1表	田中ショートゴロ。菊池を空振り三振。西川にはショート左を破られた。鈴木3-1から真ん中にストライクを取りに来たスライダーを左中間二塁打。２、３塁。西川は３塁止まりで助かった。ここが２軍との違い。しかし当たっている松山には2-0から変化球を低めに集め続け、空振り三振に仕留めた。変化球が多いのは気になるが、今のコースに投げれるなら、大崩れはしないと思う。
1裏	二死から牧がサード内野安打、佐野はセンター前ヒット、しかし宮崎は空振り三振。
2表	１死から安部四球、堂林を3-2からカーブで空振り三振、盗塁も阻止で三振ゲッツー。
2裏	１死から柴田がセンター前ヒット、しかし戸柱は４４３ゲッツーでチェンジ。
3表	１死から田中のレフトフライを佐野がなぜか後逸して二塁へ。照明の影響か？菊池ショートゴロ、西川の時WPで三塁へ。しかしショートゴロに打ち取った。
3裏	１死から神里が右中間スタンドへ第１号HR。
4表	先頭鈴木が１打席目と同じような甘い変化球を左中間へ、ところが神里がダイビングキャッチでファインプレー！でも阪口は変化球が狙われ始めているので、配球を変える必要があると思う。二死後会澤が四球。無意味な四球だが、安部はショートゴロに打ち取った。
4裏	１死から宮崎がレフトへ第１号HR。倉本はライト前ヒット。しかし柴田、戸柱ライトフライ。
5表	二死から田中に四球、好調菊池にも3-2から三遊間破られ１、３塁。西川をセカンドゴロに打ち取った。５回無失点で勝利投手の権利を手中にした。飽くまで権利だが。
5裏	コルニエル登板。阪口に代わって代打宮本。四球、そして盗塁。今季チーム初。ここからが大事だ。しかし神里見逃し三振。ダメだよこれじゃ。関根ファーストゴロ、牧は三遊間破るタイムリー。神里のミスが救われた。佐野も三遊間破った。しかし宮崎はセカンドゴロ。
6表	平田登板。二死から会澤にライト左へヒットを打たれたが、安部を空振り三振に仕留めた。
6裏	先頭倉本がサード内野安打。柴田送りバント成功。戸柱レフトフライ。代打細川はサードゴロで追加点ならず。
7表	伊勢登板。先頭堂林にサード内野安打を許したが、代打大盛を４６３ゲッツーに仕留めた。田中をサードフライ。
7裏	中田登板。神里セカンドゴロ、関根見逃し三振、牧ライト前ヒット。佐野ショートゴロ。
8表	山崎登板。先頭菊池が二遊間突破。西川をインハイストレートで見逃し三振。ところが鈴木には真ん中高めにツーシームを投げてしまいセンター前ヒット。コントロールにムラがある。さらに松山には初球センター前タイムリー。気合が空回りしているようだ。会澤はぼてぼてのピッチャーゴロで進塁打となってしまった。でも今日はストレート勝負の方が上手くいくと思う。安部を何とか3-2からハーフスイングで三振に仕留めた。
8裏	大道登板。先頭宮崎がレフト前ヒット、代走桑原、倉本送りバント失敗。柴田は四球。戸柱3-2から空振り三振。代打田中も空振り三振。
9表	三嶋登板。先頭堂林にストレートの四球。代打長野には3-2から四球。田中送りバントで２、３塁。菊池はセカンドライナー。超ラッキーだ。西川ピッチャーゴロでやっと初勝利。
総評	阪口が毎回ランナーを出しながらも５回を０点に抑え、プロ初勝利。８回の山崎、９回の三嶋が危なかったが、広島打線の拙攻に助けられ、何とか逃げ切った。９試合目でやっと今季初勝利。でも未だ３タテは一度も喰らっていないのだから、数字的には最悪の状況ではないと思う。阪口は変化球が多いのが気になるが、緩いカーブを投げれるという意味では、このチームでは珍しいタイプだ。ストレートを増やせば、このカーブがもっと活きてくるだろう。次回が楽しみ。打線は１１安打したが、たった３点なのでもっと効率を良くできないものか？