2021年5月2日のセリーグDena対ヤクルト⑨ 観戦記

先週アクシデントで5回途中の降板を余儀なくされた阪口。山田、村上に通用すれば本物に近づく。彼の投球には魂がこもっている。相手は昨季ノーヒットノーランをやられた小川。今日は風が強いのでそれを味方にする方が勝つだろう。

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B0400030007
S03400001X8
1表2死から山田、村上に四球。逃げてはいないが変化球で決めに行っていることが気になる。細かいコントロールは無いのだから、ストレート勝負の方が安全だと思うが。オスナには捉えらたが、幸いにしてライトの守備範囲だった。危なかった。
1裏2死からオースチン四球、佐野はシフトの隙を突いたラッキーなレフト前ヒット、牧3-2から死球、次は外角狙いだろうが、チャンスにイマイチの宮崎へは初球外角ボール。結局2球目をライトフライ。
2表先頭塩見を四球、これは勿体ない。サンタナにはレフト左へヒット、1、3塁。西浦は初球1、2塁間破るタイムリー。彼には2日連続タイムリー。小川はスリーバント失敗でやっと1死。曲者山崎は高いバウンドのショートゴロ、中村にはセンター前タイムリー。彼には2日連続。山田にもセンター前タイムリー。この時なぜか阪口が右腕を痛め、急遽石田へ交代。これで3試合連続で先発が3回持たず。村上には1塁左を速いゴロで破られ、追加点。オスナの時村上が2盗。ノーマーク・・・。でもオスナを見逃し三振。
2裏1死から戸柱の第2号ソロHR。2死から桑原が3塁線破り2塁打。大和はセンター右へタイムリー、センターが処理をもたついている間に2塁へ。そしてオースチンは詰まりながらもセカンド後方へ落すヒット。大和の好走塁が活きてのタイムリー。 佐野はセカンドゴロでチェンジ。
3表1死からサンタナセンター前ヒット。しかし西浦を543ゲッツーでチェンジ。
3裏牧が3試合ぶりのライト前ヒット。宮崎四球、ここでソトだと作戦が難しい。しかしそのような心配は無用だった。ソトは初球カーブを右中間フェンス直撃の2塁打で同点。小川はKO。梅野へ交代。そして戸柱が何と2打席連続3号3ランHR。2死後大和がライト前ヒット。オースチンはサードゴロでチェンジ。
4表三者凡退。
4裏杉山登板。三者凡退。
5表1死から村上がセカンドベース右を破りヒット。シフトのせいでヒット。打ち取った当たり。オスナにはいい当たりの左中間、しかし桑原が追いついた。見えないファインプレーだ。塩見を空振り三振。
5裏ソトが三遊間破った。戸柱は意表を突いたバント成功、1死2塁。石田に代わって代打倉本はサードゴロだが、オスナ悪送球で1、3塁。しかし桑原は初球を463ゲッツー。この拙攻が後に響かなければよいが。
6表平田登板。いきなりサンタナにソロHR。西浦にセンター左にヒット。ここで平田をあきらめ砂田へ。代打松本には三遊間のヒット。曲者山崎の時WPで2、3塁、セカンドゴロで1点。中村にはライト犠牲フライで同点。山田を空振り三振でやっとチェンジ。5回裏の拙攻が祟っている。
6裏坂本登板。1死からオースチン四球。しかし佐野空振り三振、牧死球、宮崎は初球ファーストファウルフライでチェンジ。流れはヤクルトへ。
7表エスコバー登板。三者凡退。やや流れが横浜に向いた気がする。
7裏マクガフ登板。ソト、戸柱、代打乙坂三者凡退。
8表山崎登板。三者凡退。低目のストレートで勝負し、三者凡退。
8裏清水登板。桑原のライトへのフライが何と風にのって第2号ソロHR。5回のゲッツーの失態を挽回した。
9表三嶋登板。三者凡退でゲームセット。
総評今までの先発の中では最も気持ちの入っていた阪口にも他の投手の病が移ったか?しかもプレーとは直接関係ない場面で右腕を痛めるなど常識では考えられない。この6連戦で先発が5回までもったのは1試合だけ。2番手石田は3回1/3を無失点。ファームから未知数の若手を先発起用するよりは、石田を先発に使うべきだろう。その後継投失敗でヤクルトに追いつかれたが、エスコバーと山崎が良く抑え、流れを相手に渡さなかった。それが桑原のHRを生んだ。

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