2021年9月21日のセリーグDena対ヤクルト⑱ 観戦記

3連勝中の両チームの対戦。先発は坂本だが、強力なヤクルト打線相手に最近不調続きの彼で通用するのか?他に宮國とか候補がいるだろうに。リスクがあると思う。

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1表塩見がショート内野安打、青木がレフト前ヒット、山田がライト線にポトリと落ちるヒットでいきなり満塁。村上には初球ど真ん中カーブをライト上段へ満塁HR。1死後中村にもレフト前ヒット。サンタナにもライト前ヒット。西浦を643ゲッツー。
1裏2死から佐野がライト前ヒット。しかしオースチンはセカンドゴロ。
2表1死から塩見にセンタ-前ヒット、青木のレフトライナーを佐野が1塁へ送球、スタートを切っていた塩見は帰塁間に合わずアウト、ダブルプレー。
2裏1死から牧が三遊間破るヒット。ソトはサードゴロ進塁打、戸柱は四球、坂本には当然代打倉本。同情の余地無し。しかし空振り三振。
3表2人目櫻井登板。山田にピッチャー強襲ヒット。村上には1、2塁間破るヒット。オスナを空振り三振。中村はセンターライナー。サンタナを見逃し三振。
3裏桑原ライト前ヒット、柴田四球、佐野レフト前ヒット、オースチンはレフト左へのタイムリー2塁打。宮崎がセカンドゴロを打ってくれれば1点もらえて、なお1死3塁だ。しかしサードゴロ、しかも3塁ランナー佐野はホームへ突っ込んでしまった。挟殺プレイだったが、打者走者の宮崎は2塁へ進まず。せめて2、3塁の形を残さなくてはいけなかった。案の定牧は643ゲッツーでチェンジ。この回の攻撃は非常に印象が悪い。同点にできたはずだ。佐野は打球が抜けてからスタートを切るべきだったし、宮崎は2塁へ行かなくてはいけなかった。このチームの弱点である走塁技術の低さを露呈してしまった。「野球IQ」が低すぎるよこのチームは。
4表先頭西裏へ四球。スアレスはスリーバント失敗。塩見を空振り三振、青木の時西浦の盗塁を戸柱が刺した。
4裏三者凡退。
5表3人目シャッケル登板。1死から山田へ四球。村上をセンターフライ。オスナを空振り三振。
5裏三者凡退。
6表中村に二遊間破るヒット。サンタナを空振り三振。西浦の時けん制悪送球で2塁へ。西浦にはレフト前タイムリー。代打坂口をセンターフライ、塩見にはセンター前ヒット。青木にはライトライナー。
6裏星登板。1死から宮崎が1、2塁間を破るヒット。牧はキャッチャーファウルフライ。ソトはライトフライ。
7表4人目三嶋登板。三者凡退。当分はこの位置での起用だろう。
7裏今野登板。2死から桑原がセンター前ヒット。柴田がライト右へ2塁打。しかし佐野は空振り三振。
8表5人目伊勢登板。三者凡退。 
8裏清水登板。三者凡退。 
9表先頭代打川端がレフトへ2塁打。塩見は送りバントだが、伊勢が素早い動きで3塁アウト。青木の時、塩見の盗塁を強肩山本がレーザービームで刺した。青木をセンターフライ。
9裏マクガフ登板。三者凡退。
総評初回が全て。やはりヤクルト相手に坂本では荷が重かった。三浦監督は彼に何を期待していたのだろう?ヤクルトの攻撃ではトップバッターの塩見が目立った。彼を抑えないと勝つのは難しい。攻撃では3回の拙攻が全てだった。このチームのここ数年の弱点を象徴する攻撃だった。今の順位で納得せざるを得ない攻撃。主力選手達はもっと「野球IQ」を向上させてほしい。今日の収穫は山本のレーザービームだけ。

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