2021年9月26日のセリーグDena対広島㉑ 観戦記

1週間前は、まさか本拠地で5連敗するとはだれも予想しなかっただろう。今永、彼で勝てないようだと、さらに連敗街道を進むことになるだろう。

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B020001410812
1表三者凡退。今永には何の心配もいらない。
1裏問題は攻撃の方だ。しかも相手は森下。三者凡退。
2表三者凡退。
2裏オースチンが四球、宮崎セカンドフライ、牧が低めのカーブをレフトへ19号2ランHR。
3表三者凡退。
3裏三者凡退。
4表上本がレフト左へ2塁打。小園はセカンド左へ内野安打。西川にレフトオーバーのシングルヒットでまず1点。鈴木をライト犠牲フライで1、3塁。坂倉にはファースト左を破る痛烈なヒット、と思いきや牧が良く取って363ゲッツー!!これはファインプレーだ。助かったー。
4裏1死からオースチンがショート内野安打。宮崎四球。牧はショート内野安打。しかし大和は463ゲッツー。これはまずいよ!
5表菊池にレフトへソロHR。1死から石原にライト前ポテンヒット。森下は送りバント成功、上本をライトフライ。
5裏1死から今永がサード右を速いゴロで破るヒット。桑原はライトフライ。柴田はサードライナー。
6表上位3巡目となるこの回が今永にとっての山場となるだろう。1死から西川に右中間2塁打。鈴木をファーストゴロ、坂倉にはシフトの逆を突かれショート内野安打されてしまった。逆転。打ち取った当たりなので残念。
6裏1死からオースチンがレフト線2塁打。宮崎はピッチャーゴロ。牧は四球。4回に満塁のチャンスをつぶした大和には意地を見せて欲しい場面だが、今度はレフト前ヒットで同点かと思いきや、オースチンは3塁ストップ。突っ込ませるべきではなかったか?とっておきの代打楠本は押し出し四球で同点。0-2からよく四球まで持って行った。内容的にも非常に濃い四球だ。続いて代打ソトはやはり打ち損じてレフトフライ。
7表三嶋登板。いきなり林にセンター右へソロHR。2死から上本にライト前ヒット。小園には1、2塁間破るヒット、3塁への送球の隙に小園も2塁へ。ここで砂田へ交代。西川にセンター前2点タイムリー、勝負あり。鈴木には1塁後方にポテンヒットで2塁打。坂倉をレフトフライ。
7裏塹江登板。桑原センター前ヒット。柴田も1、2塁間破った。佐野はセカンドゴロだが菊池の2塁への送球が逸れてオールセーフ。満塁のチャンス。オースチンは逆風をものともせずセンター左へ27号逆転満塁HR。ここで森浦へ交代。交代が遅かったと思う。
8表問題はここからの守りだ、このチームは。4人目エスコバー登板。三者凡退。
8裏島内登板。代打神里がライト前ヒット。山本は送りバント成功。桑原四球。バードへ交代。柴田はセカンドゴロで2塁フォースアウト。佐野は二遊間破るタイムリーで貴重な追加点。代走森。菊池保へ交代。オースチンはセンターフライ。
9表問題は最終回の投手だ、このチームは。5人目山崎登板。1死から代打松山にライト前ヒット、代走田中。小園は1塁線ぼてぼてのゴロ、これを山崎が1塁へショートバウンド送球だが、牧は取れず記録はエラー。西川にはセンター前で満塁。ここで迎えるは最も危険な打者鈴木!センター前2点タイムリーで同点。坂倉には四球。菊池には三遊間破る2点タイムリー。ここで櫻井へ交代。責任取らせる意味で最後まで投げさせろ!!(恕)代打安部を空振り三振。石原に四球で満塁。会澤をショートゴロ。
9裏栗林登板。2死から大和がレフト左へヒット。しかし神里は空振り三振。山崎や三嶋へ爪の垢を煎じて飲ませてやりたいほどの安定感。
総評牧の攻守にわたる活躍で4回表までは横浜のペースだった。雰囲気も良かった。こういう展開でエースが投げるなら普通は楽勝できるはず。しかしこのチームにそういう常識は当てはまらない。勝負弱い攻撃と継投失敗で主導権を相手に渡す野球、それが今年の横浜だ。オースチンがそんな流れを断ち切る逆転満塁HRを打ったが、病の根は深く、今年は見慣れた負けパタンだが、ヒットで2塁ランナーをホームに突っ込ませない等、反省材料は多い。そういうことが積み重なってのホーム6連敗だ。

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