2021年7月4日のセリーグDena対巨人⑫ 観戦記

先発は前回甲子園で久々に勝った大貫。阪口と同様な期待をするのは当然だが、巨人相手に通用するか?巨人はハーラートップタイの8勝を挙げている高橋優貴。

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G010000001214
B00200010X310
1表松原に二遊間破られた。ウィーラーをセカンドフライ。丸の時に松原盗塁。丸を空振り三振。岡本にはショート内野安打。坂本をファーストゴロ。
1裏桑原レフト前ヒット、伊藤は送りバント成功。佐野はセカンドゴロ、オースチンはレフトライナー。
2表1死から北村がショート右を破った。大城は1、2塁間破った。高橋にはスクイズを決められホームイン。松原を見逃し三振。
2裏2死から牧がセンター左へ2塁打、大和申告敬遠。大貫は三遊間破ったが、前進守備だったのでランナーは3塁ストップ。 しかし桑原はセンターフライ。
3表先頭ウィーラーにショート左を破られた。でも大和なら取れるはずの打球。記録はヒットだけど。丸はレフトフライ、岡本はレフト左へヒット。1、3塁。坂本はサードゴロで543だが当たりが弱く、1塁はセーフ。その隙に3塁ランナーウィーラーがホームを狙ったが、外からのバックホームでアウト。チェンジ。非常に助かった。
3裏1死から佐野がショート左へ内野安打。オースチンはスクリューに空振り三振。宮崎は2-0からレフト最前列へ逆転7号2ラン(横浜スタジアムだと届いてないだろう)。ソトは四球。牧は、これもスクリューに引っかかりショートゴロ。このスクリューには苦戦しそうだ。
4表梶谷に1、2塁間破られた。北村は2-0からライトフライで助かった。大城は0-2の次のインハイストレートを空振りしてくれた。意外性のある配球だが大城もおかしいと思う。でも高橋には3-2まで手こずり、やっと見逃し三振。
4裏三者凡退。
5表この回から3巡目が始まる。この試合のポイントになるだろう。松原をセカンドゴロ。ウィーラーをセカンドハーフライナー。打ち取った当たり。丸には1、2塁間痛烈に破られた。岡本の時、丸に盗塁された。でも岡本を外角ストレートで空振り三振に仕留めた。これなら次の回もいけると思う。
5裏1死から佐野が粘りまくってセンターオーバー3塁打。ここは絶対1点取らなくてはいけない。その為のクリーンアップだろう。しかしオースチンはまたもやスクリューに空振り三振。ここで桜井に交代。宮崎はライトフライ。この回の拙攻は響くかも・・・。
6表1死から梶谷に1、2塁間破られた。北村は3-2からセンターフライでランナー釘付け。ここで砂田へ交代。大城を見逃し三振。
6裏2死から大和がセンター前ヒット、代打楠本はセンターフライ。
7表3人目エスコバー登板。代打若林を空振り三振、代打中島をショートゴロ、ウィーラーをセンターフライ。この試合初めての巨人三者凡退。
7裏鍵谷登板。桑原四球、伊藤送りバント成功。佐野は初球を右中間タイムリー2塁打。貴重な追加点だ。さすが元4番。ここでデラロサへ交代。オースチンは四球、宮崎はライト前ヒットで満塁。しかしソトは0-2からのど真ん中のスライダーをなぜか空振り三振。牧も空振り三振。ここはもう1点取れたはず。
8表4人目山崎登板。先頭丸はセカンド左を破った。岡本には3-2からレフト前ヒット。劇場開幕か?坂本にはあわやという大きなライト犠牲フライで1、3塁。梶谷には3-2からファウルで粘られたが内角ストレートで見逃し三振、スタートを切っていた1塁ランナーも挟殺でダブルプレー。伊藤の、ストレートを要求するリードと、2塁への素早い送球がもたらしたファインプレーだ。言っちゃ悪いが山本ではこういうプレーはまだ無理だろう。
8裏今村登板。2死から桑原が左中間2塁打。伊藤四球。宮本は空振り三振。
9表5人目三嶋登板。代打立岡に初球いきなり痛烈な当たり、しかしファースト正面のライナー。大城には右中間へソロHR。若林には三遊間破られた。代打亀井にはセンター前ヒット、ウィーラーを643ゲッツーで試合終了。
総評やっと対巨人初勝利。でも9回は負けたと思った。三嶋は内容が非常に悪く、巨人にコンプレックスを抱いているようだ。攻撃面での5、7回の拙攻が9回の混乱を呼んだともいえる。悪い材料ばかりでも勝利できたのは、先発大貫が9安打されながらも長打は0に抑え、伊藤のピンチでの強気なリードのおかげだ。特に8回の梶谷相手の内角直球勝負は三振ゲッツーも狙っての配球だと思う。

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