2022年5月22日のセリーグDena対ヤクルト⑨ 観戦記

日曜日未だ未勝利、しかも先発は有吉、約1年ぶりの1軍&先発、横浜スタジアム初登場。彼のトレードが正解であることを彼自身の投球で証明してほしい。首位ヤクルト相手では日曜連敗記録を伸ばす可能性も低くないが、でも信じて応援しよう。

 123456789H
S21001100058
B100010100311
1表先頭塩見に対して0-2から死球、いきなり不安を煽る投球・・・。そして曲者山崎に右中間破るタイムリー3塁打。山田を見逃し三振。村上セカンドゴロでさらに1点。中村にライト左へヒット。青木をセカンドゴロ。
1裏1死から佐野がセンター前ヒット。ソトはサードゴロ進塁打、牧が詰まりながらもレフト前タイムリーヒット。宮崎はセンター右へヒットで1,3塁。しかし大和はレフトフライ。
2表1死から長岡に1、2塁間破るヒット、吉田は送りバント成功、塩見にはショート右を破るタイムリー、これはいけない。
2裏先頭神里がレフト線2塁打。嶺井は最低でも進塁打を打つべし!しかし空振り三振。罰金物の打席だった。有吉はそのまま打たせピッチャーゴロで、ランナーそのまま。桑原はサードゴロ。見ていて非常に腹の立つ攻撃だった。この回無得点だったことはこの先の展開に大きく響くだろう。
3表1死から村上へ四球。中村をセンターフライ、青木をライトライナー。
3裏先頭佐野がレフト左へ2塁打。ソトは空振り三振。こういう時に進塁打さえ打てない3番ならいらない。牧は四球。宮崎は643ゲッツー。この回も試合のポイントになるだろう。
4表三者凡退。
4裏1死から神里がセンター前ヒット。嶺井よ、わかってるな?ピッチャーゴロだが吉田が弾いたおかげで進塁打となった。しかし代打宮本はセカンドゴロ。
5表2番手入江登板。1死から山崎へ四球。山田の時山崎が盗塁成功。山田をレフトフライ。村上にはライトオーバータイムリー2塁打。
5裏先頭桑原が四球。佐野はレフト前ヒット、問題はここから。やはりソトは見逃し三振。牧は低めの変化球を上手く捌いてセンター前タイムリー。ここで吉田から木澤へ交代。宮崎はライトへ犠牲フライ。大和は空振り三振。
6表1死から宮本にセカンド内野安打。代走渡邊。長岡にライト右へ2塁打。代打川端、入江から田中へ交代。本来リードしている場面で使うべき投手だが。川端には余裕のライト犠牲フライ。
6裏3番手コール登板。2死から代打柴田が1、2塁間破るヒット、桑原はセンターフライ。
7表4番手砂田登板。2死から村上にレフト前ヒット。中村をライトフライ。
7裏4番手清水登板。先頭佐野が4本目となる左中間2塁打。問題のソトはレフト前ヒットで珍しく繋いだ。牧はライトへ犠牲フライ。牧は自分の仕事をしたが、彼しか期待できないのでHRを期待せざるを得ないというこのチームの状況がおかしいのだ。宮崎は空振り三振。代打藤田はレフトフライ。
8表5番手伊勢登板。三者凡退。
8裏5番手今野登板。三者凡退。
9表6番手エスコバー登板。三者凡退。
9裏6番手マクガフ登板。あっさり三者凡退。
総評昨日の原同様、決して良くなかった相手の先発を早い回にKOできなかったことが最大の敗因。2、3回の無死2塁で進塁打さえ打てないようだとプロ失格だ。継投策の勝負だとやはりヤクルトの方が質がぜんぜん上。この2戦はそういう展開にされてしまったので相手の思うつぼ。ヤクルト相手には、5回終了時点でリードしていないと勝つのはほぼ無理。試合は終始ヤクルトが優勢であり、勝てそうな雰囲気を感じなかった。7回まで毎回安打なのに、チャンスで打てそうなのは牧だけ、一方でヤクルトは下位打線でチャンスメイク、得点、と打線に穴が無い。クリーンアップ以外のところで勝負がついている。球場に足を運んだファンにとっては、安くない入場料を払っても見せられるのが覇気を感じないこのような試合だと、金返せ!と言いたくなるだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました