2023年9月29日のセリーグDena対阪神㉕観戦記

対阪神4連勝中。最終戦の今日勝ってAクラスを決めたい。天敵青柳に対して横浜は今底辺状態の石田。他にいないのか?

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1表三者凡退。
1裏2死から佐野、牧が四球、宮崎がライト左へタイムリー。
2表先頭大山にレフト上段へソロHR、佐藤には左中間2塁打、ノイジーにはセカンドゴロ進塁打、坂本には死球、木浪にはセンターへ犠牲フライ、さらに青柳には三遊間破るヒット、近本をショートフライ。
2裏先頭山本が四球、蝦名はセカンドライナー、石田は死球、林はライト犠牲フライで1、3塁。関根も四球で満塁、しかし佐野は3-2からライトフライ。
3表三者凡退。
3裏2死から楠本がセンター右へ2塁打、しかし山本はピッチャーゴロ。
4表先頭佐藤にはライト右へ2塁打、ノイジーにはライト犠牲フライ、坂本にはレフト犠牲フライ、しかもレフト蝦名とセンター関根が交錯し、蝦名は負傷退場、桑原がセンターへ。
4裏先頭桑原が四球、石田はスリーバント失敗、しかし林の時けん制悪送球で2塁へ。林の時には3-2からWP、四球で1、3塁。関根はセンター前タイムリー、佐野はライト犠牲フライで同点、俊足林の走塁技術が光った。牧はレフト前ヒット、宮崎は技ありのライト線タイムリー2塁打、内角シンカーか、これをライト線へもっていく、宮崎しかできない!
5表先頭代打ミエセスにレフト前ヒット、2打席抑えている近本にはライト前ヒット、もう限界だと思うが続投、中野のレフト左へのフライを関根が捕球できず、記録はヒットで満塁。森下を空振り三振で、今日HRを打たれている大山に対して、何と宮城を投入、この試合の最大の山場だ。そして3-2からストレート勝負で見逃し三振、しかし次の佐藤には続投させず石川へ交代。またも3-2となったが外角高めボール球ストレートで空振り三振!この回に関しては三浦監督の決断を認めざるを得ない。
5裏2番手岡留登板。2死から代打戸柱がライト左へヒット、林は空振り三振。
6表4番手伊勢登板。1死から坂本に三遊間破るヒット、木浪をセカンドゴロで1塁ランナー挟殺のゲッツー。
6裏3番手及川登板。1死から佐野がレフト左へヒット、加治屋へ交代。牧はライト左へヒット、しかし宮崎は643ゲッツー。木浪に上手く捕られた。
7表伊勢が続投だ。1死から近本にショート左へ内野安打、ここでエスコバーへ交代。中野の時近本に盗塁を許したが、中野をショートゴロ、代打渡邊を空振り三振。
7裏5番手馬場登板。三者凡退。
8表エスコバー続投。1死から佐藤に三遊間破るヒット、ノイジーの時佐藤の盗塁を阻止!ノイジーへ四球で上茶谷へ交代。代走熊谷。坂本にはショート左へ内野安打、木浪の時WPで1、3塁。木浪をセカンドゴロ。
8裏6番手ブルワー登板。先頭代打藤田が四球、代走知野。林の時WPで2塁のチャンス、ここで林はセカンドゴロ進塁打。この場面で必要とされる仕事をできる林は真のプロである。そして関根の緩いセカンドゴロで知野がホームへ、セーフ、良いスタートだった。これがプロの得点というものだ、打つのも走るのも。さらに佐野の時関根が盗塁成功、佐野、牧は空振り三振。
9表7番手ウェンデルケン登板。1死から近本にセンター前ヒット、中野のサードゴロを宮崎が弾いてしまうエラー、代打糸原を163ゲッツーでゲームセット!
総評制球難の青柳に手こずり、いつもの負けパタンかと思われたが、4回にクリーンアップの集中打で逆転、8回も阪神のお株を奪うノーヒットで追加点、と攻撃面では理想的な展開だった。しかしこの試合最大の見せ場は5回のピンチを宮城と石川で切り抜けたことだ。三浦監督の執念を感じた。結果的に12勝13敗で終えたが、最後の5連勝はシーズンの行方がほぼ決まって以降の勝利なので価値は薄い。シーズン前に岡田監督が言っていたらしい「横浜に互角以上の成績を残せば優勝できる」が現実となってしまった。阪神独走の責任は横浜にもあるのだ。

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