2023年9月30日のセリーグヤクルト対Dena㉕観戦記

Bクラスではあっても、ポテンシャルが高く、横浜投手陣を打ち砕いてきたヤクルトとの対戦も今日で最後。あの強力な戦力でBクラスなのは不思議。先発今永は多分今日が最後の先発、内容的には10勝以上していてもおかしくないが、もう2か月も勝っていない。最近はちょっとおかしい。

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1表先発サイスニードの前に三者凡退。相変わらずの荒れ球だが力のあるストレートのように見える。
1裏先頭天敵塩見にライト前ヒット、濱田には3塁線破るタイムリー2塁打、山田をライトフライ、村上を空振り三振、サンタナを四球、オスナにはライトオーバータイムリー2塁打。
2表2死から楠本がセカンド内野安打、ソトはセンターフライ。
2裏2死からまたしても塩見にライト前ヒット、濱田をキャッチャーファウルフライ。
3表先頭山本がライト左へヒット、今永は送りバント成功、しかし林はレフトフライ、関根はセカンドゴロ、2人とも初球凡打は淡泊すぎる、これでは今永の休息の時間が短く、次の投球が心配だ。
3裏先頭山田にレフト線ヒット、村上を空振り三振、サンタナをレフトフライ、オスナをサードゴロ。
4表先頭佐野が四球、牧は平凡なセンターフライ、宮崎は高めストレートに詰まり、543ゲッツー。
4裏先頭中村にセンター前ヒット、長岡を163ゲッツー、サイスニードを空振り三振。今永はこれで1000投球回数達成、367人目。
5表三者凡退。
5裏三者凡退。
6表先頭今永が二遊間破るヒット、林はサードゴロで2塁アウト、今永と入れ替わったので最低限の打撃だ。関根は空振り三振、佐野に代わって入っていた大田はレフトフライ。
6裏1死からサンタナがレフトオーバー2塁打、オスナを空振り三振、中村をレフトフライ。
7表2番手石山登板。ヤクルト本来の勝ちパタンリレーが始まってしまった。先頭牧がセンター前ヒット、宮崎のサードゴロゲッツーコースを村上が2塁へ悪送球で2、3塁のチャンスとなった。しかし下位打線だ。楠本は初球をショートフライ、ソトの当たり損ねのセカンドゴロでやっと1点。そして山本はセンター前同点タイムリー、非常に価値のあるヒットだ。
7裏2番手伊勢登板。先頭長岡にライト前ヒット、引退の打席となる代打荒木を空振り三振、塩見へ四球、ここで上茶谷へ交代、代打川端のショート左のゴロを林は捕球した方向のまま3塁へ送球しアウト、ナイスセンスだ。山田をキャッチャーファウルフライ、1塁ベンチの柵に重なるような位置だったが良く取ってくれた。
8表3番手清水登板。1死からレフト左へヒット、大田のショート左のゴロを長岡が2塁へ送球だが関根の方が早かった。送球が逸れる間に3塁へ。1、3塁のチャンスだが牧は543ゲッツーで最悪の結果、しかしここで2球連続で内角(シュートか)に投げ切ったバッテリーの方が上だった。
8裏上茶谷続投。1死からサンタナにライト前ヒット、代打青木をライトフライ、中村をショートハーフライナー。
9表4番手田口登板。先頭宮崎がライト前ヒット、代走知野。楠本は送りバント成功、ソトが言っちゃ悪いがまさかのセンターへ2ランHR。
9裏4番手ウェンデルケン登板。三者凡退。
総評今永はメモリアルを達成したが途中怪我での離脱を考えると、8年目での達成はほぼ先発で安定した投球を継続してきた証である。勝利投手になれればもっと良かったが。結局8月以降勝てずにシーズンが終わってしまった。7勝で終わる投手ではない。来季は残ってくれるかな。彼の最多勝を見たい。試合の方は、今永を中心に初回の2点だけに抑えたのは難しい仕事だっただろう。その粘りに山本とソトが良く応えてくれた。牧と宮崎がゲッツーでも、他の選手達で得点する、こういう野球をシーズン通してやれれば来季はもっと良い結果を出せるだろう。

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