2024年4月6日のセリーグ 巨人対Dena② 観戦記

佐野が当たっていないのが気になるが、渡会は調子を戻してきた。4~7番が好調だと打線の繋がりが良いように見える。先発は平良じゃなくて左腕ケイ、なぜ?果たして巨人打線に通用するか?巨人先発は左腕グリフィン、前回は阪神戦で好投、勝ち投手となっている。横浜とは初対戦なのでお互い初物左腕対決だ。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
B 0 0 0 2 3 0 1 0 0 6 7
G 1 0 0 2 0 0 0 0 1 4 6
1表 先頭渡会のレフト右への打球は長野にファインプレーされたが、外角一杯のストレートを上手く打ったので調子は悪くないだろう。オースチン、佐野は凡退。
1裏 1死から門脇、丸へ四球、グリフィンとは対照的な不安を感じさせる立ち上がり。ここで岡本にはセンター前タイムリー、坂本を463ゲッツー崩れ、長野を空振り三振。
2表 三者凡退。
2裏 先頭大城に3塁線破るヒット、吉川をレフトフライ、グリフィンは送りバント、浅野ヲピッチャーゴロ。
3表 三者凡退。
3裏 三者凡退。
4表 1死からオースチンのサードゴロを坂本が悪送球で出塁、佐野がレフト前に落とす16打席ぶりのヒット、牧は上手く流し打ち、ライト前ヒットで満塁、フライ気味の打球だったのでオースチンの3塁止まりはやむを得ないか?宮崎は3-2から左中間破る2点タイムリー2塁打、やや外角低めのおそらくゲッツー狙いであろう変化球を引っ掛けず、上に飛ばした宮崎の技術は凄い!しかし関根はサードファウルフライ、山本はショートゴロ。ここはあと1点取れなくてはいけなかった。
4裏 先頭坂本にセンター前ヒット、長野にはショート左を破るヒット、大城のショートゴロで1、3塁、吉川のぼてぼてのサードゴロで宮崎はバックホームしたがセーフ、俊足吉川ではバックホームせざるを得ない打球だった。代打萩尾には三遊間破るヒットで満塁、浅野にはレフトオーバーしそうな弾丸ライナーを打たれたが、佐野が後ろに走りながらジャンピングキャッチで犠牲フライの1点だけで済んだ。
5表 2番手井上登板。先頭石上のセンター左のフライをセンター浅野が判断を誤り、2塁打。代打松尾は空振り三振、ここは最低限進塁打が必要だったが。渡会の平凡なショートゴロを門脇が悪送球で1、3塁。このチャンスで得点できないなら負けだろう。オースチンは四球で満塁、佐野のライトへの打球を丸がスライディングキャッチしたかに見えたが落球、記録はもちろんヒットで同点、なお満塁で牧はしかしショートフライ、宮崎のところで松井へ交代。宮崎、関根は押し出し四球で2点。
5裏 2番手上茶谷登板。2死から坂本へ四球、長野をセンターフライ。だらけた試合展開を引き締めてくれた。
6表 4番手堀田登板。三者凡退。
6裏 上茶谷続投。三者凡退!回またぎでもこの投球は素晴らしい!!
7表 1死から佐野がセンター左へヒットで猛打賞。代走桑原。牧は643ゲッツー崩れ、宮崎は右中間破るタイムリー2塁打。
7裏 上茶谷続投。三者凡退!!3回無失点!!!
8表 三者凡退。
8裏 3番手ウェンデルケン登板。先頭岡本にレフト線2塁打、坂本をサードゴロ、代打泉口をライトフライ、大城をショートライナー。
9表 5番手船迫登板。結局渡会は5タコで終わってしまった。三者凡退。
9裏 4番手森原登板。先頭吉川にセンター前ヒット、佐々木には1、2塁間破るヒット、浅野のライトへ犠牲で1、3塁。門脇にはセンター前タイムリー、丸のセカンド正面のショートバウンドのゴロで2塁はアウト、1、3塁のピンチで岡本を迎えるという最悪の展開。しかも無謀に思えるストレートの力勝負、結果は1塁ベンチ前のフライ、これを山本がベンチを気にせずしっかりキャッチ、執念を感じるプレーだった。試合終了!!
総評 ケイは球が全体的に高く、安定感に欠けた。これでは次回先発は微妙だ。5回の宮崎のタイムリーは状況的にも技術的にも完璧だった。その裏から投げた上茶谷は最近のプロ野球に欠けている古き良き試合展開(ロングリリーフで勝利投手)を演出してくれた。これをきっかけにどこの球団でも投手起用を見直してくれる流れが生まれてくれればいいな。森原にはもう少ししっかりしてほしい。佐野が猛打賞で復活の兆し。 

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