2024年9月10日のセリーグ 阪神対Dena⑲ 観戦記

7月7日の度会暴投以来の甲子園、阪神との差は2ゲーム、残り試合数を考えると2勝1敗にしないとAクラスの可能性は消える。初戦の東に全てがかかるといっても過言ではない。青柳対策に神里を起用、梶原を外してまでこの作戦、どうなるか?あと、土の甲子園での守備も懸念材料だ。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
B 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 8
T 0 1 0 1 1 2 2 0 X 7 15
1表 先発青柳に対して神里はピッチャー強襲打だが青柳の体で止められ、アウト、惜しかった。三者凡退。
1裏 三者凡退。
2表 先頭オースチンが三遊間破るヒット、牧は543ゲッツー崩れ、宮崎は643ゲッツー。
2裏 先頭大山にライト前に落ちるヒット、しかし神里の後逸で2塁打となった。佐藤はセカンドゴロ進塁打、井上の浅いライトフライを今度は神里がスライディングキャッチ、しかし梅野には左中間タイムリー2塁打、木浪を申告敬遠、青柳を空振り三振。
3表 三者凡退。
3裏 1死から中野にレフト前ヒット、森下をセカンドフライ、大山へ四球、佐藤をファーストゴロ。
4表 雨がひどくなってきた。先頭神里が死球、京田は送りバント成功、佐野は四球、オースチンはライト右へ落ちるタイムリー、打ち取られたように見えなくもないが外角変化球を逆らわずに、野手のいないところへ運ぶという、すごくうまい打撃だ。神里の判断も速かった。牧もセンター前タイムリーで逆転だが1塁ランナーオースチンが3塁を欲張ってアウト。
オースチンと牧の逆らわないバッティングは、まさにプロ。
4裏 先頭井上へ四球、どうした東!梅野をショートフライ、木浪にはライト前ヒットで1、3塁、青柳にはスクイズを決められ同点、近本をショートライナーゲッツー。まだツキがあるし、逆転されたわけではないので、この後の攻撃に期待だ。
5表 先頭山本がセンター前ヒット、蝦名は463ゲッツー、東はショートゴロ。
5裏 2番から始まるこの回に失点すると、勝つのは難しくなる。しかし森下にレフトへソロHR、大山にはショート左へ内野安打、佐藤を見逃し三振、井上を空振り三振。
6表 2番手桐敷登板。1死から京田がファースト左を破るヒット、しかし佐野は363ゲッツー。
6裏 先頭梅野にピッチャー強襲ヒット、木浪にはライト前ヒット、島田にも三遊間破るヒットで満塁、近本には1、2塁間破るタイムリー、当然の交代で中川颯へ。中野にもピッチャー強襲内野安打で追加点、森下を523ゲッツー、大山をショートゴロ。
7表 3番手石井登板。先頭オースチンがライト左へヒット、牧も三塁線破る2塁打、これは上手い三塁手なら捕れたかもしれない。宮崎のやや浅めのライトライナーでオースチンは突っ込むがアウト、無理する場面ではなかったが。皮肉にも次の山本は犠牲フライには十分な深さのレフトフライ・・・・。
7裏 3番手坂本当番。1死から渡邊にレフトへソロHR、2死後木浪にはショート右を破るヒット、島田にもセンター右へヒットで1、3塁、近本にもライト左へタイムリー。
8表 4番手島本登板。先頭蛯名が三遊間破るヒット、代打伊藤はファーストファウルフライ、神里はサードフライ、京田はセンターフライ。
8裏 4番手伊勢登板。三者凡退。
9表 5番手富田登板。先頭佐野が右中間2塁打、途中出場の森はサードフライ、牧はサードゴロ、宮崎はレフトフライ。
総評 7番梅野8番木浪に2本ずつも打たれるようではKOされて当然。連続QSが32試合で途切れたが、チームの敗戦と比べれば些細なことだ。4回に先頭の井上への四球が痛かった。阪神打線は総じて調子が良さそうであり、明日以降も抑えるのは難しいと思う。しかし横浜もクリンアップの状態が良いので、勝つチャンスが無いわけではない。

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