2025年5月3日のセリーグ Dena対巨人⑥ 観戦記

天敵巨人相手にバウアーのスライド登板だが、東やケイもスライドさせるからには、必ず勝たないとこういう運用は許されないだろう。しかも巨人打線は1~5番まで3割台。筒香と宮崎が2軍落ちした打線は不調の三森を相変わらず1番、石上をスタメンに固執するのはなぜだろう?バウアーとの相性で起用されたであろう松尾の6番も荷が重い気がする。梶原の今の状態なら神里にチャンスを与えても良いと思うが。不安材料は多いが、天敵山崎がこのカードには出てこないのがせめてもの救い。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
G 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6
B 0 0 0 0 0 0 0 1 X 1 6
1表 先頭泉口に初球をあっさりライト前ヒット、キャベッジの時泉口の盗塁を松尾が刺す!これは大きい。低目のカーブにもかかわらず。しかしキャベッジへ四球、吉川を163ゲッツー。
1裏 先発赤星に対して三者凡退。
2表 先頭の天敵岡本をサードゴロ、三者凡退。
2裏 先頭牧がレフト前ヒット、佐野は何にもならない浅いレフトフライ、松尾はショート後方へのポテンヒット、ショート泉口がもたつく間に牧と松尾がそれぞれ進塁(記録はワンヒットワンエラー)で2、3塁のチャンスだが不調の梶原は空振り三振、石上は申告敬遠で満塁。バウアーは見逃し三振。
梶原のところで得点できなかったのが極めて痛い。
3表 三者凡退。
3裏 2死から度会がライト前ヒット、牧のサード右のゴロは岡本のファインプレーでアウト。
4表 1死からキャベッジに1、2塁間破るヒット、吉川の時キャベッジの盗塁をまたも松尾が阻止!吉川をサードゴロ。
4裏 1死から松尾がショート右へ内野安打、梶原は見逃し三振、石上はライトフライ。
5表 先頭の天敵岡本にレフトオーバー2塁打、しかしオーバーランの隙にタッチされリクエストによるアウト!甲斐をセカンドゴロ、増田にはレフト前ヒット、中山をショートゴロ。
5裏 1死から三森が久しぶりのセカンド左へ内野安打、蝦名の時三森が盗塁成功、蝦名はセカンドゴロ進塁打、度会はサードライナー、惜しい当たりだったが。
6表 先頭萩尾の三塁線セーフティバントは三森の悪送球を誘い2塁へ、赤星は送りバントだがフライのような打球なのでランナーは進塁できず、佐野が落ち着いて1塁送球、アウト。バウアーにタイミングが合っている泉口をレフトフライ、バントが成功していたら1点だった。キャベッジを空振り三振。
6裏 三者凡退。
7表 3番吉川から始まるこの回がバウアーにとっての最後のヤマだろう。吉川をファーストゴロ、岡本へ四球、甲斐には3-2から見逃し三振、松尾が岡本の盗塁も阻止するゲッツー。
7裏 1死から石上が四球、バウアーは送りバント成功、三森はなぜか申告敬遠、蝦名はサードゴロ。
8表 三者凡退。
8裏 2番手高梨(左)登板。1死から牧が四球、佐野はライト左へヒットで1、3塁、代走林。絶不調梶原の前で得点しないといけない状況で松尾、ここで船迫へ交代。松尾はレフト犠牲フライ、梶原に対して横川(左)を投入、不調の梶原に代えて代打九鬼はサードゴロ。
9表 1死から泉口にショート左へ内野安打、代走門脇。キャベッジをセンターフライ、吉川をレフトフライ、まさかの完封だ!
総評 バウアーは内容的には3点くらいとられてもおかしくなかった。
松尾による3度の盗塁阻止
と岡本のオーバーランや赤星のバント失敗等、幸運がいくつも重なったおかげ。カーブは低かったがストレートが高かった。カーブを活かした
松尾のリードも見事
だった。今日は松尾の勝利だ!打線では梶原が戦犯だ。2回のチャンスでゴロさえ打てずに三振、2三振。これではスタメン起用は難しいと思う。

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