2020年9月4日のセリーグ広島対Dena 観戦記

負けに等しい引き分け。悪いのは継投策だけじゃなかった。

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B005030130012
C000500322012
広島に相性の良い井納と新人森下の先発。細川を2番に入れてきた。これが吉と出るか?森下の防御率は2点台前半なので、大量点は難しい。
1表先頭梶谷がレフト前、しかし細川は強烈な当たりだが543ゲッツー。一瞬にして2死。今のところ細川2番抜擢は裏目。ソト四球。佐野は初球ライト前ヒット、もはやお家芸となった、ゲッツー後のチャンス作り・・・・。宮崎はセンターフライでチェンジ。
1裏ピレラショートゴロ、菊池左中間2塁打、堂林はライトへ大きな犠牲フライ、鈴木を見逃し三振に仕留めた。
2表三者凡退
2裏三者凡退
3表倉本3-2からセンター前、梶谷ライト前ヒット、こういう場面で細川だと作戦が難しい。ゲッツーでなければ良しとしよう。結果は1、2塁間ゴロで破った。これで満塁。追い込まれた後右打ちでヒット、器用な一面も見せてくれた。ソト3-2からストレートを思い切りぶったたいた。ライト右を破り、走者一掃の二塁打、3点先制。1塁ランナー細川も良く走った。佐野は空振り三振。外角低めいっぱい。こういうストレートの投手から3点取ったのは奇跡。宮崎もストレートに詰まってファーストフライ。柴田はセカンド右のゴロ、菊池ならではの守備範囲だが、松山とのタイミングが合わず送球を補給できず、1点追加。柴田も2塁へ。嶺井がカーブを上手く溜めて流し打ち、ライトオーバーの2塁打、これはナイスバッティング、5点目。
3裏田中が右中間二塁打。代打阿部レフトフライ、ピレラはレフト前。菊池を空振り三振に仕留めた。堂林をセカンドゴロでチェンジ。よく頑張った
4表中田登板。倉本、梶谷、細川で三者凡退。
4裏鈴木ライト前ヒット、松山右中間破る二塁打で1点。坂倉もライト前、1、3塁。長野を空振り三振、田中463ゲッツー崩れで1点追加。代打大盛が初球左中間へ2塁打。ここは踏ん張らないといけない場面。この試合のポイント。しかしピレラにセンターオーバーのタイムリー、1点差・・・さらに菊池にもレフトへタイムリーで同点。KO。巨人戦を回避してまで先発させた投手がこのザマでは監督の責任もゼロではない。伊勢へ交代。
5表菊池登板。ソト10HR。宮崎センターオーバー二塁打。柴田ショートゴロランナーそのまま。嶺井サード内野安打、代打乙坂四球で満塁、倉本今日はタイミング合ってるぞ。低目の変化球をうまく捕らえ、ショート頭を超えた、うまい!この2点は大きい。
5裏平田登板。まだ5回なので3点差では有利とはいえない。しかし鈴木、松山、堂林を三者凡退。ありがたや~。
6表薮田登板。二死満塁で嶺井はショートゴロで0点。
6裏平田が2イニング目だ。ここを抑えれば彼の序列は上がるだろう。彼自身の為にも頑張ってほしい。長野を空振り三振、田中へは四球、代打メヒア3-2からショートゴロ。ピレラの時WPで二死3塁。しかし平田がよく踏ん張りからっぶり三振に打ち取った。平田は2回を0点に抑えた。この試合のポイントになるだろう。
7表ケムナ登板。代打神里ショート内野安打。倉本初球レフト線2塁打で2、3塁。梶谷ライトライナー犠牲フライで追加点。細川空振り三振。ソト見逃し三振。
7裏山崎登板。いきなり菊池にライトオーバー二塁打。堂林を3-2から空振り三振。鈴木へは四球、ツーシームの切れが悪そう。あっさり見逃された。松山右中間へタイムリーヒット、なおも1、2塁。坂倉3-2から四球で満塁。長野右中間オーバーの2点タイムリー、幸いホームを狙った1塁ランナー坂倉は3フィートオーバーでアウトに出来た。しかし、1点差。しかもこの時の中継プレーが雑だった。田中は空振り三振に打ち取ったが、4点差でも山崎劇場、でもここでぶち壊したら平田の好投が無意味だ。この内容だと2軍落ちでも不思議はない。
8表島内登板。佐野センター前ヒット、宮崎三塁線ゴロで破った、二塁打!柴田四球、満塁。今日当たっている嶺井。しかし代打山下。しかし空振り三振。でもストーレートが150K以上出てるので仕方ないか。神里も空振り三振、今日3安打の倉本は押し出し、貴重な追加点。梶谷はショート頭超えてタイムリー、2点追加。代打中井。ライトフライでチェンジ。
8裏石田登板。代打会澤を空振り三振に取った。ところがピレラ四球、菊池はサードを高いバウンドで超えるヒットで1、3塁。堂林三遊間破り1点、鈴木は四球、ここで交代、石田のこういう投球は非常に残念。三嶋へ交代。松山は打った瞬間HRかと思ったがフェンス手前で失速、犠牲フライで済んだ。
9表塹江登板。二死3塁のチャンスで柴田は空振り三振でチェンジ。
9裏三嶋もちろん続投。先頭長野を3-2から四球、センター前ヒットで1、2塁でピレラ。スライダーが全く決まらないのに、なぜかストレート勝負しない。リードに疑問。ピレラは甘いスライダーをセンターへ。2塁ランナーはともかく1塁ランナーまで進ませてしまった。2塁ベースを誰もカバーしていなかった。こういう守備の連係ミスが今日は目立つ。そして菊池に初球をセンター前同点タイムリー。
10表フランスア登板。三者凡退で勝ちは無くなった。
10裏エスコバー登板。鈴木はショートフライ、松山センターフライ、代打三好3-2から四球、長野は危ない当たりだったがライトライナーで試合終了。
総評負けに等しい引き分け。最下位と連敗中のチームの対戦でなければこのような泥試合にはならなかったろう。その原因を作ったのが井納と山崎だ。後者はせっかく平田が好投して作った流れをぶち壊した。相手に勢いを与えてしまった。もう彼が勝ちゲームで登板することは当分無いだろう。ただ、広島打線は当たり出すと手が付けられない実力があるということを、再認識させられた。明日以降は投手陣にとって厳しい戦いになるに違いない。

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