2022年10月10日のセリーグCS Dena対阪神③ 観戦記

濱口対斉木の対決だ。投手戦になる可能性が高い。昨日の拙攻を反省して確実に1点を取りに行くことが大切だ。今季濱口の対阪神戦は、2勝、防護率1.82と相性抜群だが、中野、近本、佐藤、糸原、大山等、警戒すべき打者は大勢いる。打線の方は不調の桑原に代わって関根を1番に抜擢。

 123456789H
T00010200036
B01100000025
1表先頭中野へ四球、北條は送りバント、近本は初球セカンドゴロ、これは助かった。大山をショートゴロ。
1裏1死から楠本のぼてぼてのサードゴロを佐藤が悪送球でエラー、佐野はファーストゴロで2塁アウト、牧はセンターフライ。斉木のストレートに負けている。カーブを使った緩急に苦戦しそうだ。
2表1死から佐藤へ四球、WPで2塁へ。陽川をセカンドゴロ、梅野をライトフライ。
2裏先頭宮崎がライトへソロHR。
3表1死から中野へ、2塁間破るヒット、北條を空振り三振、近本には痛烈なファーストゴロだが、ソトが上手く捕ってアウト。この回は無失点だったが、天敵中野&近本に捕らえられた。次の対戦が要注意だ。
3裏1死から関根が四球、楠本が1、2塁間破るっヒット、この時大山が打球をお手玉し、その隙に楠本は2塁へ、2、3塁のチャンスで佐野。WPで関根ホームイン。佐野四球、浜地へ交代。一気に畳みかけるチャンスだったが牧は初球をあっさり463ゲッツー、外角スライダーだったが、見逃すべきコースだった。
4表2死から佐藤にバックスクリーンへソロHR。
4裏先頭宮崎が四球、ソトは643ゲッツー、大和はセカンドゴロ。
5表2死から中野に完璧な当たり、しかしサード宮崎が素早く反応し横っ飛びでサードライナー。
5裏3番手岩貞登板。三者凡退。
6表2番から始まるこの回が濱口にとっての最大のヤマ場だろう。先頭北條に3塁線破る2塁打、代走熊谷。天敵近本にライトオーバータイムリー2塁打、ここで入江へ交代。近本は送りバントを失敗し、追い込んでから引っ張りやすい真ん中やや内角へ投げてしまうというこの試合最大のミス。戸柱はもっとギリギリに構えていたのに。大山は送りバント失敗で儲けもの。原口にはレフト前タイムリーで逆転、佐藤を空振り三振、陽川を空振り三振。
6裏岩貞続投、先頭代打桑原のセンター左のライナーを近本にダイビングキャッチされアウト、2死後、牧に対して西純矢を投入。牧はレフト前ヒット、3回のチャンスでこういうの打ってほしかった。宮崎はセンターライナー。
7表3番手エスコバー登板。大丈夫か?1死から西にレフト左へ2塁打、天敵中野には大きなライト犠牲フライ、熊谷を空振り三振。
7裏西にねじ伏せられ三者凡退。
8表4番手伊勢登板。3連投だ。天敵近本からだ。でも三者凡退で締めてくれた。
8裏西がまだ続投。1死から関根が四球、桑原は送りバント成功。佐野に対して湯浅を投入。佐野はファーストゴロ。
9表5番手山崎登板。三者凡退。
9裏湯浅続投。先頭牧が150K以上の剛速球をファウルで粘り続け、三遊間破るヒット、もう一度言うが、こういうのを3回のチャンスで打ってほしかった。宮崎では作戦は立てれず、空振り三振。ソトは四球、ストライクでもおかしくない非常に良いストレートだ。そして2人に代走で代打オースチンは初球をセカンド左をライナーで破るヒット、速いライナーが抜けるのを見てから神里はスタートしたので3塁どまり、これは仕方ない。しかし代打藤田は初球を423ゲッツー。非常にあっけない幕切れ・・・、ベテランの彼では湯浅の剛速球を外野に運ぶのは無理だと思う、大田の方が適任では?と思った瞬間のゲッツーだった。
総評牧は2安打したが、4番に求めるのはそういうことじゃない。3回のチャンスで最低でも犠牲フライを打つことだった。近本に同点打を打たれた濱口の投球は致命的なミスだったが、全体的には及第点の内容だった。9回の満塁のチャンスでなぜ藤田なのか?そういう疑問はあるが、やはり3回の牧のゲッツーが最大の敗因だと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました