2020年9月5日のセリーグ広島対Dena　観戦記

大貫プロ初完投

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
B	2	0	1	6	0	0	0	1	0	10
C	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1

	大瀬良と最近調子が落ちている大貫。しかも気温３０度以上のデーゲーム。昨日活躍した嶺井じゃなく戸柱がスタメン、しかも６番・・・大丈夫か～？
1表	先頭梶谷が左中間２塁打、細川は初球、右打ちを意図していなさそうなフルスイングだが、スライダーにタイミングが合わず、結果的にセカンドゴロ、進塁打となった。そしてソトがセンター返しで先制。佐野がセンター深い位置へのシングルヒット、１、３塁。宮崎ぼてぼてのショートゴロで２点目。意味のある凡打だ。
1裏	三者凡退
2表	三者凡退
2裏	三者凡退
3表	二死からソトが右中間へ11号HR。
3裏	先頭長野が二遊間破って出塁。田中ライトフライ、大瀬良送りバント。ピレラ3-0から打ち、ライトフライ。これは助かった。
4表	先頭宮崎が三塁線破り２塁打。戸柱よ、せめてランナー進めてくれ。センター前ヒットでランナー進めた。柴田がど真ん中の変化球をフルスイング、なんとライトスタンドへ。今シーズン第１号。大貫もライト前ヒット、倉本キャッチャーファウルフライ、梶谷はセンター前ヒット、これでKO、中田へ。細川3-2から見逃し三振。ソト初球低めのストレートをすくい上げてレフト場外（？）へ３ラン。１２号。
4裏	菊池ピッチャーゴロ、堂林サードゴロ、鈴木に左中間二塁打。松山はライトフェンス直撃のタイムリー二塁打。会澤を空振り三振。この点差なら７回くらいまで投げて欲しい。
5表	１死から柴田がレフト線２塁打。やっぱりパワーついてきてるね、この選手。打球も強かった。小兵でこの飛距離、３０年前のこけしバットの山崎賢一さんを思い出す。大貫セカンドゴロ、倉本見逃し三振。
5裏	長野ショートゴロ、田中空振り三振、代打大盛はセカンド左をゴロで破った。ピレラセンターフライでチェンジ。久々に勝利投手の権利がついた。
6表	高橋（左）登板。先頭梶谷菊池の右をライナーで破りライト前ヒット。桑原ライトフライ。まだ復調には遠い感じ。ソトライトフライ。佐野ライト前ヒットで１、３塁。宮崎はショートゴロで追加点ならず。
6裏	当たっている菊池を今日は抑えているのが大きい。三者凡退。
7表	三者凡退
7裏	大貫続投。６回まで６５球。完投ペースだ。二死から代打メヒアがレフト左へ二塁打。しかし不調の田中をレフトフライに打ち取った。先発が７回を投げ切ったのはいつ以来かな？
8表	矢崎登板。先頭倉本がピッチャー返しセンター前ヒットで出塁、梶谷はショート後方にフライ、野手３人がお見合いしてポテンヒット、桑原いい当たりのライトフライ、さっきの打席よりはいい感じだった。ソト空振り三振、佐野はセカンドトンネルで追加点。大和はファーストファールフライ。
8裏	大貫続投。ここまで８１球。１死からピレラにレフト前ヒット。桒原（くわはら）サードフライ。堂林空振り三振。
9表	１死から柴田四球、大貫打席へ、送る気配なし。この点差だからまあいいか。倉本ショート内野安打。乙坂は空振り三振。
9裏	さあ大貫完投なるか？鈴木、白濱、代打坂倉ライト前ヒット。メヒアレフト前ヒット。田中はセンターフライで試合終了。１１２球。プロ初完投。
総評	結果的には序盤で勝負は決まったが、大貫が気を抜かず、油断せず、安定した投球内容を維持したことが勝因。楽な試合展開でも、程良い緊張感を切らさずに集中しているように見えた。それを試合終了まで貫いたメンタルタフネスは素晴らしいと思う。いつもは簡単に交代させてしまうラミレス監督も、今日の大貫には納得して続投させただろう。大貫は監督にも勝った。チームトップの６勝目。