2022年6月5日の交流戦Dena対楽天③ 観戦記

遂に石田が帰って来た。相手は百戦錬磨の則本だ。石田本来の実力ならQSが最低限のノルマだ。

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B101010200513
1表三者凡退。調子はよさそうだ。
1裏1番佐野が狭い1、2塁間を破るヒット。柴田が送りバント成功、宮崎が右中間タイムリー2塁打、ここまでわずか5球の早業!牧は四球、なぜか未だ5番にいるソトは空振り三振、蝦名は当たりの良すぎるレフト前ヒットなんで、宮崎では帰れず、関根はセカンドゴロ。この回は消化不良気味・・・
2表先頭浅村がショート右を破るヒット、銀次を空振り三振ゲッツー、辰巳へ四球、マルモレホスにライトへ逆転2ランHR。太田にセンター前ヒット、則本を空振り三振。
2裏先頭嶺井がセンター左へヒット、石田は送りバント成功、佐野はセンターライナー、柴田はセカンドライナー。ツキが楽天へ傾きかけているようだ。
3表2死から鈴木へ四球。浅村をファーストフライ。
3裏1死から牧がレフト前ヒット、ソトもレフト前ヒット、蝦名は3-2から四球、関根は1、2塁間破るタイムリーで同点。ここで嶺井のバッティングがポイントになる。凡打で得点できれば最高だが、低めのボール球を打ってサードゴロ、ホームアウト。石田はピッチャーゴロ。この回も消化不良。則本のような百戦錬磨相手にこういう攻撃だと立ち直ってしまう。
4表1死から辰巳にショート右を破るヒット。マルモレホスをサーゴロ進塁打、太田を申告敬遠、則本を3-2まで手こずりながらも見逃し三振。同点に追いついた直後の守りで無失点で済ませたのは大きい。
4裏三者凡退。
5表先頭田中にサード内野安打。でもこれは宮崎が捕れてもおかしくない。守備範囲だ。小深田のショートゴロを柴田が送球先を迷い、結局オールセーフ、今度は柴田の判断ミス。石田がかわいそう。鈴木のバントを嶺井が素早く取って254のゲッツー成立!超ファインプレー!!浅村を申告敬遠、銀次をレフトフライ。嶺井の根性と石田の粘りでピンチを切り抜けた。
5裏先頭牧がレフト前ヒット。ソトが3-2から空振り三振、牧は送球が逸れたおかげでセーフ。蝦名がインコースを体の回転で捌き、レフト前タイムリーヒット、関根はファーストゴロで2塁アウト。嶺井はヒットエンドランを決め、逆を突かれたショート左を破るヒットで1、3塁。代打藤田はファーストゴロ。
6表2番手入江登板。先頭辰巳へ四球、マルモレホス3-2を空振り三振、でもランナー走らない。太田のバント処理の時に嶺井と太田が交錯し、嶺井はインターフェアをアピールする為に、1塁へ送球もせずにプレーを止めてしまった。しかし判定はキャッチャーのエラーでオールセーフ。これは嶺井の大きなミスだ。判定がどうなるのかわからないのだから、最初に1塁へ送球し、アウト1つ取っておくべきだろう。それなら判定結果には影響されなかったはずだ。自分の判断に過信し、ピンチを招く。これでは正捕手とは言えないだろう。代打渡邊で、入江から田中へ交代。代打の代打川島に対して田中は、WPで2、3塁。レフト左へ逆転タイムリー2塁打。
6裏2番手鈴木登板。三者凡退。
7表4番手伊勢登板。先頭鈴木に二遊間破るヒット、浅村を3-2から空振り三振、鈴木は盗塁成功。銀次はレフト線ライン際のフライを佐野がフェンスを恐れずにキャッチ、ナイスファイト!辰巳を空振り三振。
7裏3番手西口登板。先頭牧がライトフェンス直撃の2塁打。ソトはセンターフェンス直撃のタイムリーだが、なぜかソトは1塁止まり、これはいけない。代走桑原。蝦名は送りバント。関根は前進守備のセンターを超えるタイムリー3塁打で逆転。嶺井は空振り三振。代打大和はセカンドゴロ。
8表5番手エスコバー登板。1死から太田へ四球。代打西川を見逃し三振、田中を空振り三振。
8裏4番手安樂登板。三者凡退。
9表6番手山崎登板。小深田にジャストミートされたがセンターライナー、鈴木へ四球、代走村林、浅村に右中間へ逆転2ランHR。2-1からキレの無いツーシームを狙い撃ちされたようだ。前の球と比べて同じ球種でやや高め、これでは打たれて当然。流石4番浅村と言えばそれまでか・・・
9裏5番手松井登板。1死から桑原が四球。蝦名はサードゴロで2塁アウト。代打大田は空振り三振。
総評嶺井はヒットを打ち、5回の守備でもファインプレーをしていたので、6回の判断ミスと手抜き(=送球できたはずなのにアピールを優先し、送球を怠った。)は非常に残念だ。あのプレーだけで石田の勝利が無くなった。たった1つの手抜きで味方選手の実績を損なってしまうことを肝に銘じるべきだ。でもそのミスをチーム全員で逆転した粘りは立派だったが、山崎がそれをフイにしてしまった。見慣れた負け方のはずだがやはり大きな失望を感じる。

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