2024年3月29日のセリーグ Dena対広島① 観戦記

遂に開幕だ。オープン戦は7勝6敗5分だが、盗塁数は24と12球団トップ。これは好材料だ。しかし今永もバウアーもいない、先発東に去年並みの成績は無理だろう。スタメンには渡会と石上が新人ながらスタメン。梶原も桑原、関根を差し置いてセンタースタメンだ。ハイレベルな競争の結果としての抜擢であればよいのだが。ショートが選手多すぎ。でもなんで2位と3位で開幕戦なんだろう?今年はAクラスに入れば儲けもの・・・

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C003000000310
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1表先頭菊池にライト前ヒット、これは慣れない渡会がスライディングキャッチを試みるも捕球できずヒット、上本はエンドランでショートゴロ進塁打、小園はライト前ヒットで1、3塁。堂林をサードハーフライナー、坂倉のレフト左へ切れていくフライを佐野がダイビングキャッチ!超ファインプレイ、佐野にとっては逃げていく打球のはず。良く捕った。しかし広島の打者達は良く振れているのでこの試合は危険な香りがする。
1裏先頭渡会のプロ初打席はセカンドゴロ、2番オースチンショートゴロ、佐野は見逃し三振。ここは九里の貫禄を感じた。
2表三者凡退、少し落ち着いた感じ。
2裏三者凡退。
3表1死から菊池のセカンド後方のフライを牧が懸命に追いかけたがグラブに当たるヒット、上本、小園、堂林には今度は完璧な3連続センター前ヒットで先制、坂倉にも1、2塁破る破るタイムリーで5連打・・・、レイノルズにはセンター犠牲フライ。
3裏先頭山本が二遊間破るチーム初ヒット、ルーキー石上の初打席はファーストゴロ、しかしシャイナーの判断ミスで俊足石上が内野安打、東は送りバント失敗、一応チャンスで渡会は何と初球をライトスタンド最前列にポトリと落とす同点3ラン!オースチンはセンター前ヒット、佐野はセカンドライナー、牧はレフトフライ。計算外の同点劇だったが、広島はこのまま黙っていないだろう、ましてや今日の東の出来では。
4表先頭シャイナーにレフト線2塁打、九里はなぜかど真ん中をバントせず見逃し三振、菊池をレフトフライ、上本をライトフライ、決して立ち直ったわけではないだろうが、九里のミスが無ければ犠牲フライだった。流れが変わるか?
4裏しかし三者凡退。
5表先頭小園にショート右内野安打、堂林には三遊間破るヒット、坂倉は初球463ゲッツーでこれはラッキーだ、レイノルズへ四球、田村を空振り三振。
5裏先頭石上は九里の変化球に全くついていけず空振り三振。結局三者凡退。
6表2死から菊池のショートゴロを石上が悪送球で出塁、上本をファーストゴロ。
6裏先頭オースチンがライト前ヒット、佐野もセンター前ヒット、牧は平凡なレフトフライ、宮崎の時2塁ランナーオースチンが牽制球でアウト・・・、これは痛い!そして宮崎はレフト前ヒット、ここまで2三振の梶原はまたも空振り三振。
7表クリーンアップを三者凡退。球数からしてここで交代か?
7裏先頭山本がレフト左へヒット、石上にはバントではなく打たせファーストゴロで2塁アウト、なぜバントさせないのか?代打楠本は空振り三振、渡会はセカンドゴロ。
8表2番手ウェンデルケン登板。3者三振だ!
8裏2番手島内登板。先頭オースチンがライト右へヒット、佐野の時WPで2塁へ、しかし佐野はセンター左へのフライ、こういう場面で進塁打さえ打てないようでは3番の意味がない。牧は1、2塁間破るヒット、さらにバックホームの隙に2塁を狙い、送球が逸れたおかげで2塁セーフ。宮崎は申告敬遠で満塁、代打大和がライト犠牲フライ。山本は四球、代打関根は空振り三振。
9表3番手森原登板。先頭秋山のセカンド左のゴロを牧が良く追いついて反転、間一髪アウト!守備でも見せる4番だ!!三者凡退で試合終了!!5年ぶり開幕勝利!!!
総評同点に追いついたのは奇跡だが、その後が立ち直り、そういう展開なら勝ってもおかしくないのだが、6回の牽制死、7回で石上にバントさせない、で流れを自ら断ち切ってしまった。しかし2番手ウェンデルケンが気合の入った剛速球で雰囲気を盛り上げ、逆転を生んだ。まだまだ攻撃が雑だが、守備面では佐野、牧、渡会が魅せてくれた。主力打者達のバッティングの状態も良さそうなので、明日以降も楽しみだ。ストッパーは山崎や森原よりもウェンデルケンにすべきだ。実力は彼の方が上だろう。

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