2023年10月15日のセリーグCS 広島対Dena② 観戦記

後がない2戦目は、本来はエースである奪三振王今永と森下の先発。楠本、ソトの代わりに大和を1塁でスタメン起用。しかし野手が誰であれ、先発が完封するしか方法は無い。今永にとってはもう慣れてしまった状況だが。こんな今永を助けることが出来るのは、牧しかいない!守りでは打率2割程度のデビッドソンのような打者を確実に抑えることだ。

 123456789H
B00000020027
C10000102X47
1表三者凡退。
1裏2死から西川にライトへソロHR、早くも勝負ありか・・・・。
2表先頭牧は3-2からレフトライナー、今日は昨日と違って期待できる打球だ。2死後大和が四球、山本はピッチャー返しのライナーで森下に弾かれ、惜しくも森下の方が早く1塁アウト。
2裏先頭小園にセンター前ヒット、秋山を463ゲッツー崩れ、会澤をサードファウルフライ、デビッドソンを空振り三振。
3表三者凡退。
3裏三者凡退。
4表先頭楠本がライト前ヒット、大田はレフトライナー、2打席続けて捉えているので次の打席が楽しみだ。問題の牧は3-2からレフト前ヒットで1、2塁。宮崎は3-2から空振り三振、しかしこのチームにしては珍しくランナーもスタートしており、重盗成功でチャンスは残った。大和もファウルで粘ったがセンターフライ。
4裏三者凡退。
5表三者凡退。
5裏三者凡退。
6表先頭林がライトオーバー2塁打、彼にしては引っ張る長打は珍しい。楠本は送りバント成功、広島は大道へ交代。大振りの大田はストレートに力負けでセカンドフライ、牧はライトフライ。森下にタイミングが合っていた大田、牧に大道へ交代した荒井監督の采配が上手だった。横浜ベンチもやるべきことはやったが。今度こそ勝負あった・・・・。
6裏先頭代打末包にレフトへソロHR、菊池に三遊間破るヒット、野間には3-2にしてしまい四球で今永KO。伊勢へ。西川は送りバントで2、3塁、代打松山を浅いライトフライ。小園に対してエスコバーを投入、しかし3-0となり申告敬遠で満塁。秋山を空振り三振。
7表3番手中崎登板。先頭宮崎が三遊間破るヒット、大和もセンター前ヒット、山本は送バント成功、関根に対してターリーを投入、関根はショート左を破るタイムリーでなお1、3塁のチャンスに代打ソト、3塁ランナー代走知野。ソトの浅いセンターフライで知野はスタート、送球が逸れたおかげで同点のホームイン。田中コーチも良い決断をしてくれた。
7裏4番手上茶谷登板。三者凡退。
8表5番手島内登板。先頭楠本が四球、代走桑原。大田はシーズン1度もやったことが無いバントをやろうとはするが失敗、ヒッティングに変更しファウルで粘ったが追い込まれて空振り三振、牧はショートフライ、宮崎はセカンドフライ。
8裏上茶谷続投だがいきなり先頭菊池にレフト前ヒット、野間にはショートぼてぼての内野安打、西川の送りバントを上茶谷は3塁へ送球、しかしFCとなってしまい無死満塁のピンチ。代打田中には初球をライト前タイムリー、石川へ交代。小園を空振り三振、秋山にはレフトへ犠牲フライ、会澤に対して森原へ交代。会澤を空振り三振。
9表6番手栗林登板。2死から関根がセンター前ヒット、ソトは見逃し三振。
総評上茶谷は続投させておきながらああいう投球では困る。シーズン全体を通してみれば安定した成績だったが、勝負強さが足りない印象が残ってしまった。来季は今日の悔しさを糧にレベルアップしてほしい。彼だけでなくチーム全体もだ。今永も今日で見納め。最多勝を置き土産にしてくれると、シーズン前は期待していたが。

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