2025年9月30日のセリーグ Dena対ヤクルト㉔ 観戦記

今日明日の2連戦でペナントレースは終了する。ベンチにいる辞意表明した三浦監督の表情が非常に柔和なのが印象的だ。今まで余程プレッシャーがあったのだろう。最下位ヤクルト相手に10勝のかかったケイをぶつける。やはりホーム2連戦は有終の美を飾って欲しい。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
S 0 1 2 0 0 0 2 0 0 5 7
B 1 0 0 0 0 0 0 2 1 4 14
1表 2死から北村恵へ四球、村上は初球をフェンスギリギリのレフトフライ。
1裏 先発山野(左)に対して先頭蝦名が左中間へ8号HR、2死後4番ビシエドがピッチャー左へのボテボテのゴロで内野安打、しかし走塁時に太もも裏を痛め、代走フォード。神里は見逃し三振。
2表 先頭オスナ、内山へ四球、増田の時オスナが3盗、増田にも四球で満塁、古賀のサード左のゴロで523併殺を狙ったが1塁への送球をフォードが捕れず同点、なお2、3塁で山野をショートゴロ。並木を空振り三振。ケイはこの回で降板。
2裏 1死から石上がセカンド左を破りヒット、林もショート左を破るヒット、10勝かかっているケイには球団史上最高防御率(1.74)優先で代打に高卒ルーキー田内登場、初球をショートハーフライナー、蝦名はピッチャーゴロ。
3表 2番手は4月以来の篠木登板。先頭長岡にレフト右へヒット、北村恵を空振り三振、村上にはライトポール際上段へ2ランHR、プロのキツイ洗礼!
3裏 先頭桑原がショート右へ内野安打、山本のピッチャーゴロを山野がお手玉し、1塁打だけアウト、フォードのセカンドゴロで3塁、神里はピッチャーハーフライナー。
4表 三者凡退。
4裏 2死から林がライト右へ2塁打、篠木がそのまま打席へ、空振り三振。
5表 先頭並木のファースト右のゴロをフォードが緩慢な動きで捕れず、2塁打にされてしまった。長岡はファーストゴロ進塁打、北村恵を空振り三振、村上との2度目の対決は逃げまくり4球で四球、代走西村。オスナをレフトフライ。
5裏 1死から桑原がセンター前ヒット、しかし牽制でアウト、山本はライトフライ。
6表 先頭内山にショート左を破るヒット、増田はエンドランでサードゴロ進塁打、古賀はレフト犠牲フライ、山野の三塁線強烈なライナーをサード加藤が左へダイブしてキャッチ、ファインプレーだ!
6裏 先頭フォードがセンター前ヒット、神里はショートゴロで2塁アウト、加藤響の時神里が盗塁成功。加藤響は空振り三振、京田は空振り三振。
7表 3番手藤浪登板。先頭並木へ四球、長岡をセンターフライ、北村恵はエンドランでセカンドの逆を突いてセンター前ヒットで1、3塁。西村には1、2塁間破るタイムリー、オスナを浅いライトフライ、内山の時彼の背中を通過する大暴投で追加点。
7裏 2番手松本登板。1死から代打佐野がセンター前ヒット、蝦名は見逃し三振、桑原はライトフライ。
8表 4番手堀岡登板。三者凡退。
8裏 先頭松尾が三遊間破るヒット、代打筒香は初球をセンター右へ弾丸ライナー19号2ランHR、神里は空振り三振、代打戸柱のところで荘司(左)へ交代。戸柱はショートゴロ、京田は空振り三振。
9表 5番手森唯の現役最終登板。先頭岩田にピッチャー強襲ヒット、長岡を空振り三振、これで通算500奪三振だ!北村恵を643ゲッツー!この試合最大のハイライトだ!!
9裏 3番手星登板。先頭三森がライト線2塁打、佐野はセカンドゴロ進塁打、蝦名は三遊間破るタイムリーヒット、桑原は桑原もセンター前ヒット、柴田は空振り三振、筒香は空振り三振、この場面で変化球を投げ切った星が1枚上手だった。
総評 消化試合であることを差し引いても
フォードの守備や藤浪の投球は失望
させるものだった。篠木は時々ある棒球を無くせば通用するだろう。しかしこの
試合の主役は森唯
だ。たった2年の在籍の彼の為に
2軍から大勢の選手達が応援
に来ていた。彼の人望が表れていた。こういう人には何らかの役割で球団に残って欲しいな。2連敗で迎えた8月28日の阪神線で先発した
彼の好投が無ければ2位は無かった
かもしれない。この試合での好投だけでなく、彼の残した足跡は数字以上に大きい。
試合の勝敗を超える感動を彼がプレゼントしてくれた。

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