2025年4月29日のセリーグ ヤクルト対Dena②　観戦記

９連戦のスタートは神宮でジャクソンが先発、ヤクルト先発ランバートには１回戦で対戦、５回で４点を取っているので今回も期待できる。セリーグの下位３チームはいずれも借金３なので、抜け出すには最低でも２勝１敗だ。佐野ではなく筒香を５番に起用するからには調子が上向きだと信じたい。 ショートは石上だがなぜ京田ではないのだろうか？

　 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H
B 1 0 0 0 1 0 1 0 3 6 10
S 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 7
1表 先発ランバートに対して１死から蝦名がセンター前ヒット、度会の時盗塁成功、度会は四球、牧は死球、牧は痛い思いをしたが、チームとしてはこういうチャンスを活かさなくてはならない、そういう場面で久々スタメンの筒香は初球をあっさり打ち上げたが風に乗ってショート後方、センター浅目のフライ、ショート武岡が崩れた態勢でキャッチ、その隙に蝦名がホームイン、センター赤羽が取っていればスタートはできなかったと思われ、長岡離脱の影響で得点できた。しかし筒香の状態は未知数だ。ちなみに犠牲フライという記録にならないのはなぜだろう？
1裏 先頭西川に0-2からレフト前ヒットされてしまった。サナタナをライトフライ、茂木を４６３ゲッツー崩れ、オスナにはセンター右へヒットで１、３塁、４試合連続安打中の赤羽には初球外角高め棒球を思い切りよく叩かれレフトへ、しかしフェンス手前のフライで済んだ。前回登板と同じく非常に不安定な内容であり、この先どうなることやら。
2表 １死から山本がレフト前ヒット、ジャクソンは送りバント成功、三森は四球、蝦名は空振り三振。
2裏 先頭山田へ四球、中村をセンターフライ、ランバートは送りバント、0-2まで追い込んだのにバントしやすい真ん中高めに投球してしまったのは罰金物だ。そして９番武岡にはセンター前タイムリー、西川の時WP、西川を見逃し三振。
3表 先頭度会が四球、牧はど真ん中スライダーを空振り三振、筒香も内角低めのボールの変化球を空振り、宮崎も外角低めのボールになる変化球を空振り三振、重症だ・・・・。
3裏 ２死からオスナのライト線の打球を度会がダイビングキャッチ、ナイスプレーだ。攻撃も度会にチャンス回れば期待大。
4表 先頭石上が今季初となるレフト前ヒット、山本の痛烈なゴロはファーストオスナのファインプレーに阻まれ、ダブルプレー、ジャクソンはセンターフライ。
4裏 先頭赤羽へ四球、山田を１４３ゲッツー、山田が全力疾走しなかったのでゲッツーできた。中村を空振り三振。
5表 １死から蝦名がショート右を破るヒット、チーム４安打目なのでこの試合最後のヒットになるかも。度会の時２つのWPで３塁へ、度会が前進守備の１、２塁間を破るタイムリー、外角低目の変化球をよくヒットコースへもっていった。これで「４安打」の呪縛を打ち破った。牧の時WPで度会は２塁へ。牧は四球で山本（左）へ交代。筒香は４６３ゲッツー。
5裏 １死から武岡にライト右へヒット、９番に２安打許すのは情けないが、西川を４６３ゲッツー、これも良い当たりだったが牧が上手く取った。
6表 ３番手小澤登板。先頭宮崎が四球、石上をセンターフライ、山本は５４３ゲッツー崩れ、ジャクソンは四球、三森は空振り三振。
6裏 １死から茂木にセカンド左へ内野安打、オスナをショートフライ、赤羽を見逃し三振。
7表 ４番手バウマン登板。１死から度会のショートゴロは武岡の悪送球で出塁、牧はセンター前ヒット、筒香は空振り三振、宮崎は二遊間破るタイムリーで久しぶりの３点目、ついに
「２得点」の呪縛を打ち破った。
石上の時代走柴田が盗塁成功、石上はセカンドゴロ。
7裏 ２番手宮城登板。今季まだ無失点だが勝ちパタンとしては未知数だ。１死から古賀に三週間破るヒット、代打宮本にはセンター前ヒット、やはり勝ちパタンでは通用しないか？武岡のショート正面の強いゴロを石上がファンブルし、２塁のみアウト、ゲッツーコースだったが。西川をセカンドゴロ。
8表 ５番手阪口登板。三者凡退。
8裏 ３番手ウィック登板。三者凡退。
9表 阪口続投。先頭蛯名がレフト前ヒット、猛打賞はこのチームでは本当に久しぶり。度会はセンターフライ、牧は3-2エンドランでサードゴロ進塁打、代打佐野は3-0から申告敬遠、代走林、柴田は四球で満塁、ここは代打京田がふさわしいと思うが石上がそのまま打席へ、果たしてセンター前２点タイムリー、疑ってごめん！山本もライト前タイムリー。
9裏 ４番手久しぶりの中川颯登板。三者凡退。
総評 先発ジャクソンは前回阪神戦同様に立ち上がりが不安定だったが、長岡や村上が不在、山田が絶不調のヤクルト打線に助けられ、何とか試合を作った。ランバートの荒れた球には苦しんだが、２番手以降の投手を攻略し、９連戦の初戦を勝ちパタンのリリーフを投入せずに勝つことができた。京田ではなく石上の起用には疑問だったが、それを払拭する活躍ぶりは大きな収穫だ。２番手宮城は危なかったが、遠くないうちに勝ちパタンへの「昇格」を果たせるだろう。

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